我々、漫画原作者及び作画担当の先生方は、数ヶ月に1回ほど、死刑宣告を受けるような気持ちになることがあります。
それは、連載継続 or 打ち切りかの連絡です(笑)
連載にはいつか終わりが来るものなので、当然あるんですね、出版社からのこういうお知らせ(定期)──そりゃもちろん、めっっっっっちゃくちゃのむっっっっっちゃくちゃに売れている作品なら、続くもやめるも、漫画家さんの自由になるのかもしれませんが……(※そんな漫画の原作者になったことはないので、実情は不明なんですけど)
まあ、この時期が近づくと、ソワソワドキドキビクビクしますよね。
連載が終わる=生活費がヤバい=マジで死刑宣告ですから(笑)
私の場合、年に4回くらい寿命が縮まります。続こうが打ち切りになろうが、結局定期的に死が近づいていっているという(笑)
通常、会社員はよっぽどのことがない限り、数ヶ月に1度の割合でクビになるかもしれない時期が来るワケではないと思うので、これはフリーランスか、あるいは契約社員のような雇用形態特有の定期イベントですね。怖い。
──んで、本日、担当編集からその、”例の”連絡が参りました。
現在連載中の『そもそも恋は欲だらけ』(作画:茶緒)
『おかえりのあとで』(作画:真田ちか)
ともに、連載継続ラインを超えたそうです!!
……
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………………
……ほっっっっっっとしたぁぁぁぁぁぁぁ(笑)
とくに、先月末始まったばかりの『おかえりのあとで』は、読者さんの反応を知る最初の連絡なので……ドキドキソワソワビクビクを通り越して、もうストレスメーターぶっちぎりの状態で、毎日を過ごしておりました。
いやぁ、酒量が増えたよね(笑)
今日でとにかくほっとできましたし、現在もお祝いのお酒をベロベロになるまで飲みながらブログを書いておりますが、明日からは不安も消えて、きっとバリバリ仕事ができる。……はず??
まあ、今回延命できたのも約数ヶ月分なので、これからまた精一杯面白い原稿を書きつつ、次の死刑宣告をドキドキソワソワビクビクしながら待つ、という羽目になります。
そりゃ酒量減らないよな(笑)