私は今、住みたい街に住んでおります。それは、皆さんお馴染み練馬区は江古田。
江古田よいとこ1度はおいで、というヤツです。
池袋から西武池袋線で3駅、大学が3つもあり、老いも若きも活気があって、ど真ん中の青春も、取り残された青春もある、とても楽しい街でございます。
かつては私もこの街の学生でど真ん中の青春を過ごし、今でも相変わらず夢を追いかけているということは、ど真ん中より少し外れたあたりの青春を送っているのか、自分では気づかぬうちに、もうすっかり取り残されてしまっているのか──
そのあたりはまだ私にもよく分かってはおりませんが、甘酸っぱい空気の漂うこの街で、私はせっせと原稿を書いております。
あまりに慣れ親しんで、江古田が好き過ぎるせいか、著作の舞台にもしてるしね(笑)
この『せんおち―千早大学落語研究会物語―』は、タイトルどおり大学の落研で奮闘する学生たちの物語を描いた作品で、私も大学生の頃は落研に所属していたもんだから、もうこの作品の舞台は江古田しかないだろう!! と。
実際は、執筆期間があんまりなくて、土地勘のある場所でなければ書けなかったという事情もありますが(笑)
とにかく、私はこの街が好き。今のところ、一切この街を出る気がない(笑)
現状、私は6畳ワンルーム+ロフト有りの狭いながらも素敵な我が家で暮らしておりますが、仕事柄、だんだんと書籍が増えてきまして、人より本が大きな顔をしてスペースを占拠しておるのです。
私がキュッと小さくなって生活してる(笑)
もうそろそろ引っ越したいなぁ~~~~とは思いながらも、どうせ引っ越すならいっそ理想の部屋に決めたくて、それにはまだまだ稼ぎが足りんなぁと、致し方なくキュッと小さくなって生きております。
仕事部屋のある家に暮らしたいよぉ~~~~。できたら本がいっぱい置けるとこ!!
結果として、私はすでに住みたい街・江古田に暮らしながら、まだまだ理想には程遠くて、学生の頃とまったく変わらない夢を胸に抱いて、青春の続きを生きているって感じでしょうか。
まだガキなんだぁね、仕方ないね。
毎日恒例の宣伝を挟みまして。
そうだなぁ、あと3~4本漫画原作やりたいなぁ。
そのあたりの目標を達成したら、理想の部屋に引っ越せる勇気が出てくるかも(笑)なんたって、この仕事は保証がないからね。連載が急に終わって理想の部屋を追い立てられる危機を抱いたまんまじゃあ、到底引っ越しはできないよね。
連載を4、5本持っていれば、そのうち1、2本終わってもまだちょっと余裕がありますから。そのあいだに新しい仕事を進めることもできるってもんで。
それまでは、どんどん増えていく書籍のなか、キュッとして暮らしますわ(笑)
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