台風接近中のため、何があってもいいように、早め(まだ午前)にブログを書いちゃおうっていう魂胆なんですけど。
練馬区は今のところ大雨。
取り立てた避難指示もなく、お家でおとなしく過ごしている次第です。
地震雷火事親父なんてことをよく言います。
確かに、いつ起こるか予測のできない地震雷火事も怖いことは当たり前なのですが、じわじわと近づいてくる台風にも、嫌な怖さがありますね。
真綿で首を絞められるような。
「来る、きっと来る」じゃないけど、「来る来る」って分かりながら避けようがないところに、和製ホラー的怖さを感じますよね。
近づき方はいやらしいのに、貞子も伽椰子も結構アクロバティックで最終的には人を呪殺するワケだし。割と台風的な面があるのかもしれない。
気候風土というものは、その土地に暮らす人々の文化や思考回路に多大なる影響を及ぼしていて、たとえば、風雨で作物が台無しにされがちな土地では雨を「敵」や「悪魔」とみなすことが多く、その反対に、雨が滅多に降らない土地では雨が「恵みの雨」と呼ばれ、神のごとくあがめられたりする。
ことに、幽霊や妖怪など、人に危害を及ぼすような存在は、自然災害や病気や死など、昔の人々が解明できなかった多くの謎をもとにして生まれたとされています。
「なんでこんな不幸なことが起こるのか分からん!! きっと幽霊(妖怪/悪魔)のせいだ!!」的な。理由の分からないものに無理やり理由をつけるための存在が、人ならざる者たちだったワケです。
こういったじわじわと迫って来る、かといって避けようのない災害に見舞われがちな日本だからこそ、特殊なホラーが生まれたのかもしれませんね。知らんけど。
毎日恒例の宣伝を挟みまして。
パソコンも携帯もマメに充電しておきたいため、今日はこの辺りで。
特に大きな被害もなく、無事に台風が過ぎ去ってくれることを祈っております。
……とんだ32歳最終日だ(笑)