約10年ぶりに観た~~~~!!!!
画像が中途半端なところですが(笑)、ジョージ・ロイ・ヒル監督作品『The Sting(スティング)』です。
映画自体はピンと来ない方にも、曲は有名ですね。
The Sting Theme (Joplin - The Entertainer)
1973年の映画で、どんな内容なのかと言いますと、貼りつけたWikipediaを読んでいただくと分かるかと思いますが、簡単に言ってしまえば、『コンフィデンスマンJP』です(笑)
つまりは、詐欺師のお話。
もちろん、ドラマ『コンフィデンスマンJP』より『The Sting』のほうが先だし、脚本の古沢先生もぜ~~~~ったいに1度は観てるはずなんで(※なんとなく参考にしているであろうシーンはいくつかある)、たとえとしてはおかしいんだけど、分かりやすく言うと、やっぱり『コンフィデンスマンJP』ということになります。
元祖『コンフィデンスマンJP』っていうか、「JP」でもないから、元祖『コンフィデンスマンUS』ってところかな。もう別物になっちゃってるけど(笑)
とにかく、あのドラマが好きな人は、『The Sting』もきっと好き。
ダー子ちゃん(※長澤まさみさん)のように破天荒な詐欺師はいないものの、リチャード(※小日向文世さん)みたいに渋めな詐欺師がいっぱい出てきます。
ボクちゃん(※東出昌大さん)は、さしずめロバート・レッドフォード演じるフッカーってところかな?? とは思うけど、フッカーはボクちゃんほど純粋じゃないか(笑)
でも、みんな格好いいよ。
なかでも、ポール・ニューマン演じる伝説的詐欺師・ゴンドーフが格好いいんだぁ~~~~!!
シンプルに惚れる。
登場シーンは酒に酔い潰れてベッドと壁の隙間に挟まって寝ていたのに、いざカモを騙す場面になると、ピシッとキメて紳士になっちゃうんだもんなぁ~~~~。
これぞ見事なギャップ萌え。
私、アイドルでもなんでもギャップ萌えに弱いんですよ~~~~。堕ちましたね、ゴンドーフに。1回観てるはずなんですけどね、たぶん10年前にも堕ちてますよ。好みの傾向は変わってないんで(笑)
ほかの詐欺師もほとんど渋い。フッカー以外は、酸いも甘いも噛み分けたようなベテラン詐欺師がいっぱい登場します。
渋専、枯れ専の皆様にオススメしたい映画です。
みんな、『The Sting』観よ!!!!
今の映画として観ても全然古い感じはしないし、今の映画だったら、「ラスト5分、あなたは絶対騙される」っていうキャッチコピーついてるから(笑)
約50年前の映画だけど、本当に本当に面白いです。是非に。
毎日恒例の宣伝を挟みまして。
曲がりなりにもシナリオライターとして、「面白いよ!」って感想だけじゃどうかと思うんだけど、面白いもんは「面白い」としか言いようがないよね。
冒頭20分のまとまりのよさ、とか、120分に渡って興味を持続させる手法、とか、ちゃんとそういうところも勉強してるんだよ!! 言わないだけで!!
でも、やっぱ面白いのひと言に尽きるよね!!(笑)
テーマソングに似合う、軽快で気持ちのいいストーリーですよ。