鎌倉には、漫画の神様が住んでいらっしゃるんですよ。
以前にもちょろっと書きましたよね??
実はワタクシ、本日も行って参りました。
お参りをすると、「漫画関連のよい仕事が舞い込む」という噂がまことしやかに語られていることで有名な神社──荏柄天神社(えがらてんじんじゃ)へ。
鎌倉といえば鶴岡八幡宮ですが、荏柄天神社は、そこから少し歩いたところにあります。街中にちゃんと矢印も立ってますよ。
こんな入口を目印に、頑張って向かってください(※方向音痴のため、場所の説明は端から諦めている)
ちなみに、漫画『そもそも恋は欲だらけ』の連載が決まってから、3回目のお参りです。
決まる前には、作画の茶緒先生がお参りに行って下さり、私はそのお礼→連載が始まったご報告と続いて、本日は、連載の調子が非常によいらしいお礼、というところでしょうか。
また、漫画の企画書をいくつか編集さんに預けておりますんで、その子たちが無事に日の目を見ますようにとお願いしてきました。
さて、一体どうなりますことやら。
誰も結果なんか知ったこっちゃないでしょうが、乞うご期待です。
で、以前の記事にも書いたんですけど、この荏柄天神社には、世にも珍しい絵筆塚があります。
見上げるほど背の高い絵筆塚には、超有名な漫画家さんたちの描いた河童の絵が、360度にわたりぺたぺたと貼りつけてあるのです。(※河童である理由は、以前のブログ参照のこと)
まず、正面下に藤子・F・不二雄先生の河童ドラちゃん。
その右隣に、やなせたかし先生の、どこか、かびるんるんみのある河童。
そんでもって、藤子先生から上のほうに視線を上げると、圧倒的可愛さを誇る、漫画家の神様・手塚治虫先生の鉄腕アトム河童。
構図から何から、本当に可愛さNo.1だし、すごく目を惹く。
いや、私はもちろん藤子オタなんで、個人的にはドラえもんの可愛さに及ぶものなし、とは思っておりますが、このアトム河童を見るにつけ、手塚先生は本当に素晴らしかったんだなぁ、と思わざるを得ません。
そして、ここに貼られている数多くの漫画家さんたちがいたからこそ、今の自分が原作者として漫画を連載できるのだなぁと思うと、感無量でございました。
(藤子先生の作品に触れると、必ず「先生、面白いものを作るには一体どうしたらよいのでしょうか……」と心の対話を始めるクセがある私。本日も目一杯相談してきました。先生もそんなこと言われたら困るとは、いつも思っているのですが:笑)(その場からずっと動かなかった私は、たぶん不審者)
さて、荏柄天神社を出た私は、とても空腹。たまりかねて、神社近くのmogura食堂さんへ。
定食ランチ、めっちゃ品数多い。めっちゃ豪華。
和牛すじと根菜のたっぷりスープ、鶏の南蛮漬け、こんにゃく焼き肉風、とろろ、チアシード入り新玉ねぎ煮、りんごのワイン煮。
しめて1100円也。
料理好きではございますが、自分ひとりのためには絶対に作らないであろう手の込んだおかずの数々に、美味しくてお腹も大満足。
荏柄天神社へお参りに行った際は、毎回ここに通おうかしらん。
次はキーマカレーが食べたいけど、小鉢の内容が変わってしまうと、それが食べたくてまた定食ランチを頼む予感(笑)
とにかく、よいお店を見つけました。
帰りにはちょこちょこお土産を買い、「鎌倉に来た」という特別感でもない限り、タピオカミルクティーなんて流行りもの一生飲まないようなタイプなんで、浮かれてタピオカミルクジャスミンティーを飲んじゃったりなんかしちゃったりして。
それなりに観光して、きゃっほいしてきました。
……えっ???
もちろん、ひとりに決まってるでしょうが。
山口はひとりじゃないことのほうが珍しいんだから。ひとりですよ、ひとりできゃっほいするんですよ。できるんですよ。
一応言っておきますが、とっても楽しかったです。
毎日恒例の宣伝を挟みまして。
ここ数年、初詣も必ず鶴岡八幡宮なんで、鎌倉に行く機会は多いのです。
『そもそも恋は欲だらけ』第3、4話のデート先も鎌倉なんですよ、ご興味のある方は是非読んでみてくださいね。
何卒、よろしくお願い申し上げます!!!