山口夢Official Blog

物書き(小説家・シナリオライター)の山口夢です。

ジャニオタ歴20年越えの末端クリエイターが決めている小さなこと

今週のお題「アイドルをつづる」

 

携わってきた仕事柄、いつものように「自担は秘密♡」のまんまでお話を進めたいと思います。

私の「好き」が、みんなの「好き」とは限らないし、私の「好き」が、誰かの「嫌い」であることは当然だと思うので。

一応言っておくと、2グループカケモで自担は2人だよ!!

 

最近すっかり読書感想文ブログみたいになってたから、たまには違う話もいいよね?? はてブロさんのお題には、感謝感謝だ。

タイトルどおり、ジャニオタ歴20年越えの私が、このお題を書かないなんてないでしょ~~~、ないんですよ~~~~~。

とにかく、私はオタクです。どうも。

 

さてさて、タイトルの結論から書いてしまうと、私は、今の仕事を始めてからというもの、好きなものには徹底的にお金を支払うことに決めている、という話なんです。

別に、今の仕事に変わってから、めちゃくちゃ稼いでいるというワケではありません。たぶん今、人生で2番目くらいに金はない(笑)

ただ、自分が曲がりなりにもシナリオライターとか原作者という、いわゆる作り手側に回ってみて、数字が偉大なる力を持っているということを、身に染みて痛感させられたんですね。そりゃあもう嫌というほど。

 

作り手にとって、数字は絶対。数字がすべてなんです。

正直、作り手は数字の奴隷だと言っても過言ではないと思ってる。

 

自分で言うのも悲しいけど、私、売れてないんで(笑)

その分、ひとつひとつの作品が勝負であって、1回でも売上等の数字が悪いと続きが出せないし、打ち切られるし、クビになるし……ま、簡単にいえば散々です。

私と、私の好きな人たちでは知名度も事情も違うとはいえ、数字がひとつのボーダーラインになっていることは一緒だと思うんですよね。ま、たぶんだけど。

たとえば、私のクリア目標が100万円の売上だとしたら、向こうは〇億円や〇〇億円がボーダーとか……。生きてる業界が違うんで、その辺の詳しい数字は分かりませんが、とにかく規模が違うってことだけは分かります。かかる費用が桁違だもん。

 

だから、私は金を払う。だって、数字が力だということを、誰よりも知っているから。

 

まあ、私のこのボーダーライン予想が、私の好きな人たちには当てはまらないのかもしれないけど、お題にあるとおり、アイドルにはたくさんの「好き」や元気を毎日貰ってるから、その分は、微々たる額ではありますが、気持ちをお金に変えて返しているつもりです。

売上が上がって、向こうが損をするワケじゃなし。

なんといっても、自分が作り手に回った時、売上増がいっちばん嬉しいからね(笑)お金を出す時は黙って出して、たまにいい意味で布教してくれるのがいちばん嬉しいに決まってる。

ごめんね、夢も希望もなくて。でも、これが本音。

 

あ、だからといって、オタクの時も作り手の時も「趣味は楽しめる範囲で」がモットーなんで、無理のない範囲でお金を使うし、無理のない範囲でお金を使って欲しいとも思う。

どうしてもお金が出せない時、または、お金を使うところのないジャンル(例:放送中のドラマとか)の場合は、Twitterなりなんなりで、いいことだけを、せっせとつぶやくようにしています。RTとか「いいね!」も押す。

その辺はね、たぶん企業が見てるから。テレビ局とか雑誌社とか、スポンサーとか。

ツイートの数だって一種の「数字」は「数字」だし、世の中に対する影響力もまた偉大なる力であって、そういった影響力があると認知されたところには、自然と仕事が集まっていく様を、私はいろんな人の隣で見てきたんですよ。

私ではない、残念ながら。

 

……もう1回言うけど、私、売れてないからサ(笑)あっ、泣きそう(笑)

売上なり影響力が足りないせいで、苦い思いもたくさん経験しましたし、悔し涙もいっぱい飲みました。たぶん、この仕事をしている限り、これからも山ほど飲むことになるのでしょう。

だって、上には上がいるから。

それはさておき、数字上で1度でも「だめ」の烙印を押されると、それをひっくり返して物事を成し遂げるのが、ほぼ不可能に近いことも知っています。

同じ作品の続きを出すとか、同じ会社で別の作品を出すとか……数字を見込めないヤツだと判断されてしまったら、どう考えても完全に手詰まり。

成し遂げることができたとしても、もんのすごい時間が掛かる。年単位で掛かる。

あっちで断られ、こっちで断られ、断られるたびに「売上がね」「数字がね」と言われ、悔しくて悔しくて死にそうになりながら、また別のツテを頼るしかない。

この悔しさは、売れてないからこそ見えている世界なんですよ。売れてる人には見えない世界。

……なんだけれども、今売れている人だって、いつかは見ることになるかもしれない世界、でもあるワケで。

 

自分の好きな人、もの、作品には、そんな思いを1度だってして欲しくはないんだよ。少なくとも、これからは。

もしも「だめ」の烙印を押されたら、シングルの枚数が減るのかもしれないし、ツアーの規模が縮小されるのかもしれないし、ドラマなら続編はないのかもしれないし、演者は今後の出演作が減るのかもしれないし、漫画や小説なら、続巻が出ないのかもしれないし。書籍以外のジャンルについては、正直詳しいことは知らんけども。

悔しいじゃんか、そんなの。悔しいんだよ、実際。身が引きちぎれるほど悔しいんだよ。悔しかったんだよ。

正直、私ひとりの払った金額やツイートで、何が大きく変わるってワケでもないことは百も承知なんだけど、私の好きな人が、作品が、これからも変わらず活動できるように、続くように、また、何か次のステップへ挑戦したいと思った時、それを心置きなくできるように。

その時のための力添えとして、お金や声を少しでも出す・上げるようにしています。

お金が、いちばん手っ取り早くて効果的な応援だから。

 

そして、私も、自分の好きなものを好きなように作れる環境を整えるべく、数字という名の結果を残せる人間になりたいと思ってる。

まだもうちょっと、時間はかかりそうだけど。

 

自分の好きな人やものにケチッちゃうと、自分がいざ作り手に回った時、ケチられるような気がしちゃうんだよね(笑)複雑なクリエイター心ってヤツだぁね。

昔は週に1回でもテレビで観られたら満足するくらいの、超ゆるオタだったんだけどなぁ(笑)

 

f:id:yumeyamaguchi:20190502211148j:plain

f:id:yumeyamaguchi:20190502211152j:plain

f:id:yumeyamaguchi:20190502211144j:plain

 

毎日恒例の宣伝を挟みまして。

ありがたいことに、連載の数字はまあまあ調子がいいようで、当初の予定よりも、とりあえずは長めに続けさせてもらえるようです。

1個ずつ1個ずつ、課題をクリアしていくしかないよね。

そんでもって、そう遠くない未来には、自分の好きな人やものに、大枚をどーーーーーんとはたけるようになりたいもんでございます!!! お金が貯まる気配はないけど、毎日幸せ!!!!(笑)

 

いろんな「好き」を持つ皆さんにも、無理のない範囲内で、「好き」な気持ちをお金に変えて欲しいと思っております。

数字が上がると、みんな幸せ。

いつまで経っても売れる気配のない(笑)、末端クリエイターからのお願いでした。

www.yumeyamaguchi.com