山口夢Official Blog

物書き(小説家・シナリオライター)の山口夢です。

息を吐くように嘘をつく人間について考える

割と嘘をつかれるタイプの人間、山口です。どうも。

 

ぼーーーっとしてるように見えるんですかね、まあ実際ぼんやり生きてるんですけど。

ところがどっこい、これが酒さえ入ってなけりゃ記憶力もまあまあいいし、仕事柄、話のなかに矛盾を見つけたり、ささいな口調の変化を見抜くことが得意だったりします。

残念ながら、成人してからの人生は大半酒が入ってるんで、あんまアテにはならないんですが。

 

とにかく、私はよく嘘をつかれる。そして、私はそれが嘘だと割と気づく。

世の中、息を吐くように嘘をつく人間はたくさんいて、以前言ったことを忘れているのか、嘘を嘘だと思ってもいないのか、本当にしれっとした顔で嘘をつく人間が存在します。

ただし、そのパターンはいくつかあって。

  1. 嘘をつき過ぎて、何が真実で何が嘘か、自分でも分からなくなっている
  2. 相手を想っての優しい嘘だと信じている
  3. 相手を見くびっていて、どうせバレないだろうと思っている

ほかにもあるような気がするけど、パッと思いついたのは、この3とおり。

 

①は、いわゆる「サイコパス」と呼ばれる人種に多い。

30年ちょいの人生、私はおそらく「サイコパス」であろう人間に1人2人会ったことがあるんですけど、あの人たちは、マジで何が本当で何が嘘か分からなくなってる感があります。

さっき言ったことと、今言ったことが全然違う。

それでも、まーーーったく悪気がない。悪気がないどころか、「あれっ、俺さっきと言ってること違う!?」的、戸惑いも動揺もない。

そのくせ、こういうタイプはよく喋るし、話に妙な説得力があって、その理由は、嘘と真実のあいだに境目がなく、さもすべてが本当のように、自信満々で語るせいだと考えられます。

要するに、自分の口から出た言葉は、その瞬間からすべてが真実に変わってしまう。少なくとも、彼らにとっては。

矛盾があっても関係ない。なぜならすべてが真実だから。とにかく全部ほんとの話。

 

またさらに、①のタイプに属する人間は「アメ」と「ムチ」、「可愛がり」と「脅し」も非常に上手い。

初めてサイコパスっぽい人に会った頃、私は今よりもうちょっと若くて、嘘なのか真実なのか分からない話と、アメムチ攻撃にぶんぶん振り回され、あと1歩であやうく相手の言いなりになるところでした。

「お前をライターとして一本立ちさせられるのは私だけだよ」「私に見放されたら、もうお前はこの業界で生きていけないよ」とか言われちゃって。

怖いよね、私の肝である仕事を盾に取られると、まあ面白いように揺さぶられる。そういうとこ突いてくるのが、またべらぼうに上手いんだわ、この手の人間は。

30を過ぎた私は、変な蜘蛛の巣に引っ掛からないように気をつけて生きていく所存です。頑張る。

 

次に、②は一見とても優しい人。

「相手のためを想って嘘をついてあげてるんだ」という建前があるから、嘘をついている自覚があっても、罪悪感を抱かないで済ませちゃうタイプ。だからこそ、ある意味、息を吐くように嘘がつける。

しかし、このタイプが1番厄介。たぶん。

嘘をつかれた側の人間も、相手が優しさから嘘をついたことが分かるから、下手に責めることもできやしない。こちらが単に「もやぁっ」として、「嘘をつかれた」という事実を忘れるまで待つことになります。

でも、正直なところ、相手を見くびってなきゃ嘘はつかない気がするんですよ。

「優しさ」の皮を被っているだけなんじゃないか、と。

 

そこで、③のパターンです。

っていうか、①~③のどのケースも、むしろ「息を吐くように嘘をつく」のではなく、勢いでうっかりついちゃった慣れてない嘘も、その根底には、相手を見くびる気持ちが隠れている、ような気がするんですよ。

ナメてんだろ、相手のこと。

絶対バレないと思って嘘ついてんだろ~~~~~!!!!

嘘なんてバレないのを前提につくもんなんだから、最初から「バレてもいい」と思ってつく嘘以外、「コイツには見破られるはずがない」と思ってなきゃ、嘘つかないに決まってるじゃないですか。

あるいは、まあバレても許してくれるだろう、的な??

それ、完全に相手を見くびってるじゃん。下に見てんじゃん。

私、ありとあらゆる人間に、いつも下に見られてるってことじゃないですか、やだ~~~~~~。

 

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毎日恒例の宣伝を挟みまして。

どんな理由があれ、嘘は嘘。「あなたのためを想って」とか言ってくんの、それだいたい自分の都合のいいように、相手を丸め込もうとしてるだけだからな。

もう完全に下に見てるじゃん。最終的にはなんだかんだ許してくれる枠に入ってるじゃん。

100%怒っていい案件ですね、ふざけんなよぉぉぉ。

 

……ま、私はたとえ嘘をつかれていることに気づいても、「嘘ついてんなぁ」と思うだけで、基本的にスルーするんですけどね。

面と向かって指摘するのは面倒くさいし、そこまで野暮じゃないんですよ。

っていうか、嘘つきは適度に泳がせといたほうが、どの程度嘘をつく人間なのか判別できて、こちらも上手~~~く距離を取って付き合えるというワケです。

どう?? 嫌なヤツでしょ。

 

あのねぇ、こういう人間はねぇ、すごくモテないんだよ(笑)

なんか分かる気がするよね。

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