山口夢Official Blog

物書き(小説家・シナリオライター)の山口夢です。

【物書きの本棚】とてもとてもよい本が届いた

それがこの本。

f:id:yumeyamaguchi:20190307185339j:image

『日本のファッション 明治・大正・昭和・平成』(城一夫・渡辺直樹著、青幻舎)

 

私も買ったばかりで、ほとんど目を通していないのですが、届いたものをパラパラーっと見た瞬間「買って正解!」だと分かりました。

 

現在、私は大正時代を舞台にしている作品を準備中ですが、たとえば大正時代の和装(女性)だと、こんな感じ。

f:id:yumeyamaguchi:20190307190317j:image

f:id:yumeyamaguchi:20190307190013j:image

まず、イラストが美しくて可愛い。眼福。

和装は和装でも、時期や季節、TPO、身分等によって、いろんなパターンを紹介してくれるのが、とても丁寧な本の作りをしているな、という感想です。

読者に優しい。

ちなみに、洋装になるとこんな感じ。

f:id:yumeyamaguchi:20190307190256j:image

子供服もきゃんわいー、今の時代でも通用する可愛さ。さすが大正時代ですね。

 

もう少し時代が下って1950年になると、

f:id:yumeyamaguchi:20190307190801j:image

左ページのワンピース、ふつうに欲しいですね。ファッションの歴史は回ると言いますが、なんとなく納得です。

 

こういったテイストで、明治時代〜2000年代のファッションを解説してくれているワケですが。

 

が!!

 

この本の素晴らしいところはこれだけじゃなく、巻末のおまけにあるのです。

f:id:yumeyamaguchi:20190307191145j:image

見て!!! 時代別の流行色一覧!!

さらに、その詳しい解説!!!

f:id:yumeyamaguchi:20190307191233j:image

いや、至れり尽くせりか!?!?

それがまだまだ!! 明治〜平成のファッション年表まで!!!

f:id:yumeyamaguchi:20190307191330j:image

はあーっ、痒いところぉ!!(に手が届く素晴らしいクオリティ)

 

資料として完璧。

買って一片の悔いなし、というヤツです。むしろ古本で買ってしまって申し訳ない、いくばくかの小銭(印税)を著者のポケットにねじ込まずしてどうする!? という気持ちでいっぱいです。

まあ、印税はすでに支払われているはずなんで、さらなる重版のお手伝いがしたかった。

 

このようなよい本に出会うと、「まず歴史的リサーチから、歴史的事実の確認、約400点のイラストに関する打ち合わせ、専門家による校正、膨大な量のゲラチェック……はあーっ、手間!! すごい手間!!! ありがたやありがたや……」と、出版社の方角に向けて手を合わせたくなる(笑)

職業病ですね。

 

著者の皆様の手間をありがたくいただいて、作品に生かしたいと思っております。

ほんっとーーーに膨大な労力!! ありがたい!!

www.yumeyamaguchi.com