本日、神奈川の実家から東京へ戻って来ました。
数日前のブログで、昔からの友人を訪ねた話をしましたが、
そのついでに、3日も実家に滞在していたんです。
本来は1日で帰るつもりだったのに、もう1日は〆切で帰れず、もう1日は完っ全に体調不良でぶっ倒れていた+雪の予報で移動は無理という判断に至り、とうとう今日まで東京に帰ってくることができませんでした。
神奈川に帰ったら、毎年恒例・鶴岡八幡宮の初詣へ行こうと決めていたんです。
去年は32歳・女の大厄で。
友人と一緒に厄払いして頂戴したお札を納める用もあるし、なるべく早く行く必要があったんですね。
……ってなワケで、今日は鎌倉のほうへ足を延ばしました。
暇を持て余していた両親と3人で向かったため、今回も「ひとり旅備忘録」の「番外編」となります。
2月の平日ということもあり、鶴岡八幡宮は混雑というほどでもありませんでした。
お札とお守りを納め、お参りをし、こちらも毎年恒例の「仕事守」を購入。
「仕事守」には紺、黄、白、ピンクの4色あって、私は最初の4年間、1個ずつ別の色を買っていたんですね。
それ以降は、とりわけ仕事の調子がよかった年の色を買うようにしているのですが、確か、『せんおち』を発売した2016年が白で、去年も新しいゲームや連載が始まり、その流れを受け、今回も白から白に買い換えました。
今年も仕事運に恵まれますように!!
お財布のなかに入れて、肌身離さず持ち歩きます!!
……そして、今日は鶴岡八幡宮に加えてもう1ヶ所、行きたい神社があったんです。
それは、「荏柄天(えがらてん)神社」。
この神社、お参りに行くと、漫画の仕事が舞い込むと言われているんです!!
過去、いろんな漫画家さんが、荏柄天神社でお参りした途端、実際に「連載が決まった!」とか「漫画がヒットした!」なんて噂があるとか、あるとか。
漫画家さんのあいだでは、結構有名な神社なんだそうです。
私も以前連れられて行ったことがあって、本日は、無事『そもそも恋が欲だらけ』の連載がスタートしたご報告に。
あっ、ちなみに『そも恋』第2話は昨日から好評配信中です!!
ほら、見てください。
荏柄天神社の入口には「学問・芸道・厄除の神様」の文字が。
ちなみに、荏柄天神社の本殿はこんな感じ。
絵馬がすごいね。
本当に小ぢんまりとした神社なんですが、さすが漫画の願いが叶う神社といった感じで、「絵筆塚」というものがあります。
これ、写真じゃ分かんないかもしれないんですけど、人ひとりでは抱きつけない太さの筆が天に向かって突っ立っているんですね。
そんな絵筆の周囲には、手塚治虫先生を始めとする伝説レベルの漫画家さんが描いた河童のキャラクターが360度ぐるりと貼りつけてあります。
私が尊敬してやまない藤子・F・不二雄先生が描いた、河童姿のドラえもんも。
可愛さがすごい。(お触りOKなので、ドラちゃんを何度もさすってきました)
なぜに河童か、というのは、河童をこよなく愛して描いた漫画家・清水崑先生(黄桜のイラストでおなじみ)と、横山隆一先生が、愛用していた絵筆を納めるためにかっぱ筆塚・絵筆塚を建立したことに由来しているそうです。
そこへ有志の漫画家が河童のイラストを描いて寄付をした、と。
いや~~~~、そりゃ連載決まるよ!!!!
漫画の神様たちが勢ぞろいだもん!! そんな神様のひとりが愛用の絵筆を納めるために建てた塚だもん!!! ご利益が半端じゃないよ!!!
ちなみに、私がこれまた愛してやまないでお馴染みの横溝正史先生や、江戸川乱歩先生・夢野久作先生を輩出した雑誌『新青年』に、清水崑先生も寄稿していたそうです。(今調べて知った)
つ、繋がるねぇ~~~!!!
こういう、点と点が1本の線に繋って流れ出すような縁を感じた時は、たいていの仕事が上手くいく時です。
今年はいい年になりそうだ。
その証拠に、参拝のあと、おみくじを引いたのですが、
大吉じゃないけど、ここんところ悪い結果しか引いてなかった私にしちゃ、中吉でも上出来よ!? しかも、あんまり手厳しいことが書かれていない。
「願望」の「誠意を以て事に当れば得る」なんてやる気が出るし、何よりも冒頭の「ただひたすら事成らずんば止まずの強固な意欲こそやがて願望を達成させる。志を変える勿れ」に至っては最高じゃないですか。
志を変える勿れ。
いいね、自分の信じた道を歩んでもいいみたいだよ。
漫画の神様から、素敵な言葉を貰えました。
さて、残り11ヶ月もバリバリ書くぞ~ッ!!!
なんたって、週明け〆切だ!!!! あっはっはっはっは!!!!
……頑張んないと間に合わねぇ。