山口夢Official Blog

物書き(小説家・シナリオライター)の山口夢です。

【執筆のデスクから】仕事始めは謎解きから【物書きの本棚】

2019年も、すでに3日が過ぎましたね。

びっくり。いつの間に。

 

まあ、このブログを含めて仕事とするならば、山口は元旦から働いてるんですけど。

作品づくりという名の仕事始めは、『そも恋』でも乙女ゲーのレギュラー仕事でもなく、ミステリーの構成にしました。昨日から。

まだ正式な仕事に決まったワケではないですが、これはこれで急がねばならんな、という判断に至りまして、それなりに急ピッチで準備を進めております。

何しろ、長編と中編の2本立て。

金田一耕助ばりに(実家滞在中のためストレートアイロンを使用していない)もじゃもじゃの髪を、めったやたらにバリバリかきむしりながら構成を考えています。

耕助さんが好き過ぎて、完全にクセがうつってしまった(笑)

 

そう、私は横溝正史先生の金田一耕助シリーズをこよなく愛しているのである。

お題「好きな作家」

blog.yumeyamaguchi.com

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2019年の読書初めも、金田一耕助シリーズの『貸しボート十三号』でした。

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カバー絵はもちろん?????

 

……はいっ、杉本一文先生ですね!!!(ここテストに出ますよ!)(1問20点)
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『貸しボート十三号』は中編3本を1冊にまとめたもので、表題作に加え、『湖泥』と『堕ちたる天女』を収録しています。

いや~、1回読んでいるはずなのに、内容を見事に忘れていたおかげで、今回も新鮮に楽しめました。すげぇ面白かった。(脳みそがだいぶポンコツ

東京と実家を往復する際の移動用に持ってきたというのに、今日お風呂で全部読んじゃったんですけど。帰りどうすんだ、これ。

 

しかし、困った。

あ、帰りに読む本がなくなっちゃった件ではなく。

私、執筆中に似たようなジャンルの本や漫画、ドラマ、映画に触れると、内容が観たものに引っ張られるクセが少々あるんですよ。

いや、実際は引っ張られていないのかもしれないんだけど、引っ張られているような気がしてしまう。「あれ? これ最近読んだ〇〇に似てない? 大丈夫??」みたいな。

 

自分がないのかな。めっちゃ不安になってきたんだけど。

 

とにかく。

ミステリーを書きながら金田一耕助シリーズを読むのは、非常に危険なのである。

もう、自分自身に対して疑心暗鬼の連続。

「これは金田一耕助シリーズでよくあるヤツでは!?」「これもよくあるヤツでは!?」「これも」「これも」「これ(ry」「こ(ry」……

最終的には、

金田一耕助シリーズでやってないことはないのでは!?(さすが横溝先生やで!)

という境地に至っております。

あまりに金田一シリーズを読み過ぎて、何がどの作品で、実際に読んだ内容なのか、私の妄想が若干混ざっているのか、もうよく分からなくなっちゃってる。

でも、今構成を立てているストーリーは、途中までだけど、

金田一耕助シリーズで、めっちゃよくあるヤツのような気がしている。(疑心暗鬼の極み)

これはまずい。

オチだけでも、未だかつてないようなものを模索しなくては……と、思えば思うほど、私は天パをバリバリかきむしることになるのです。(冒頭に戻る)

あ、フケは落ちないよ。ちゃんと洗ってるし、いい匂いしてる。たぶん。

 

ってか、「こいつ金田一耕助シリーズ以外読んでないのかな?」って思うでしょ?

……読んでないね! 年末年始は特に金田一しか読んでないね!!(

お題「年末年始に見たもの・読んだもの」

年末の家族旅行の行き帰りも『犬神家の一族』を読み返してたし(1年ぶり4回目)(完全にドラマの影響)

だってさ、耕助さんってめちゃくちゃ可愛いのよ!! 今日読み終わった『堕ちたる天女』にこんな描写があったんですけど、

金田一耕助は意外そうに眼を見張ると、椅子の上で居ずまいをなおし、猿のように両膝を立て、両手でそれをかかえると、膝の上にあごをのっけて、(後略)

──『堕ちたる天女』 

 ……えっ、これってつまり体育座りして、その膝の上にあごを乗っけてるってことでしょ??

こんなもんアイドルじゃん。35、6歳の男で、こんなポーズ許されるのアイドルだけじゃん。えっ、完璧にアイドルじゃん????

あまりに可愛過ぎて、その部分5回読み直した。マイ・ベストオブ・理想の男性、最高に可愛いでしょ。みんなもっと好きになったらいいよ。好きになろうよ。

 

本当なら、ミステリーを書いているあいだは金田一断ちをしなければいけないような気がしてるけど、こればっかりは断てないのである。

いやだって、好きな人には毎日でも会いたいじゃん(目が本気と書いてマジ)

このあたり上手く折り合いをつけて、仕事を進めていきたいと思っております。

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