山口夢Official Blog

物書き(小説家・シナリオライター)の山口夢です。

【執筆のデスクから】さらば、季節感よ

今年も残すところ、あと10日弱となりましたね。

……なんで?(なんで? #とは)

 

これ、ゲームライターあるあるというか、ライター全般あるあるだと思うんですけど、基本的に季節感がないんですよね。

何故か、という話をゲームを例にして話したいと思うんですけど。

まあ、どこの業界でもたぶんそうなんでしょうが、たとえば、クリスマスに売りたい商品を、12月に入ってから作るワケないじゃないですか。だいぶ前倒しで作り始めるんですよ。

それはシナリオも一緒で。

クリスマスイベント、みたいな季節感のあるシナリオも、もちろん数ヶ月~半年前に書いて納品しています。

窓の外に降りしきる雪を眺めながら「夏! 海! 花火! サイコーッ」みたいなシナリオを書くこともあれば、今年のように連日40度超えの猛暑日が続くなか「だんだんと寒くなってきて、人肌の恋しい季節」みたいな文章を書くワケです。

もうね、頭おかしくなりますよ(笑)

「真夏の太陽って、そんなにギラギラしてるもんだっけ?」とか「寒いとくっつきたくなるのかなぁ……今はできるだけ人に近寄って欲しくない。暑い」とか。

1回ごとに過ぎ去った(あるいはこれから来る)季節を思い浮かべながら、「ギラギラしてた気がする」「寒いと人にくっつきたい気がする」と、「~だったような気がする」という記憶を頼りに執筆しています。

 

今は、個人的に書いている小説から携わっているお仕事まで、ほとんど全部の季節設定がなぜか「春」なので、「春……桜……緑……まだ肌寒い……? 花粉症……」などなど、キーワードを記憶の底から引っ張り出してきて、物語を構成している最中です。

気分はもう春ですよ。

っていうか、何故か毎年5月頃で季節感が止まっちゃうんですよね。

正直、今もちょっと5月だと思ってます。「外寒いッ、5月……じゃなかった。ついこのあいだまで5月……でもなかった……」って感じ。

真夏の、溶けそうな気温だった頃も「何この暑さッ、5月なのに!! ……5月じゃないわ、8月だわ」って言ってたような気がする。

 

さらば、季節感よ。もう何年も前からさよならしてるけど。

 

著書『せんおち』も、メインは11月の話なのに、本格的に書いてたのは真夏だったしね。

『せんおち』については、以下の記事を参照してください↓↓

blog.yumeyamaguchi.com

これは1年ぐらいかけて執筆⇒校正をしていたから、4章なんかは確か11~12月にかけて書いてたような記憶があるんだけど。どうだったかな。

でも、たとえドンピシャ11月に書いていたとしても、気分は何故か5月だから。1年中ずっと5月だからね。

5月が1番過ごしやすい季節だからかなぁ。スギ花粉の時期も終わって、暑くもなく寒くもなく、日差しが強いワケでもなく。(※私は紫外線アレルギーです)

ず~っと5月に留まっていたい願望が、私の感覚を狂わせているのかもしれない。

 

でも、5月にモンブラン食べて「もう秋だねぇ」って素で言ったこともある。

5月にいる時はいる時で、感覚が別の季節に滞在しているらしい。秋のシナリオでも書いてたのかな??

 

ちなみに、もちろん曜日感覚もありません。これもライターあるあるですね、たぶん。

だって、土日祝日関係のない仕事だから。何なら毎日書いてるから。

一応連ドラを観られる限り全部観るんで、それでかろうじて曜日を思い出しています。

朝の時点ではまったく曜日感覚がないせいか、ゴミをよく捨て忘れるんです。

今日も忘れた。ってか、ここ3回連続で忘れてる。家がヤバい。ひどい。もう年末だという自覚はさすがに芽生えてきたので、次捨てないと年明けまで捨てられない。

つくづくだらしのない商売です(商売のせいにしない!!)

www.yumeyamaguchi.com