山口夢Official Blog

物書き(小説家・シナリオライター)の山口夢です。

見ると絶対に結婚したくなる夢の話

昨日、夢の話をしたら思い出したことがあって。記憶って芋づる式になってるんですよね。

……というワケで、今日は「見ると絶対に結婚したくなる夢の話」について。

夢のなかでも仕事ばっかしてる話は、以下の記事を参照してね↓↓

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何度も言ってるんですけど、私ってひとり大好きマンなんですよ。

食事も酒も旅行も遠征(※オタクです)も、だいたい全部ひとりで行く。執筆も孤独な作業だから、本当にずっとひとりでいる。それがとても心地よいんですけど、そんな私にも心底「結婚してぇ」と思う瞬間が3つあって。

  1. 夏になると現れる、黒くて素早いあのアレ(名前も言いたくない)が部屋に出た時
  2. ビンのふたが開かない時(※握力15kg)
  3. (年に1、2回の周期で)「とある夢」を見た時

……これだけ。

基本的に、自分ではどうしようもないことが起こった時に限り、「誰か側にいてくれ……」って自己中な願望を抱くタイプなんです。ほんと、人としてどうかと思ってる、自分のこと。

で、今日は③の夢について書くんですけど、先に言っときますが、ラブラブキュンキュン♡♡な夢を見て、「羨ましい~!!」と思って結婚したくなるんじゃないよ??

悪夢です。怖い話が苦手な人は、ここでUターンをどうぞ!

 

────その夢を見るのは、疲れて昼間に仮眠を取る時とだいたい相場が決まっていて。

夢のなかでも私はお昼寝をしていて、目を覚ますところからスタートするんです。

しばらくはそれが夢だと気づかなくて、「ああ、いつの間にか雨が降ってる」とか「ヤッバ、2時間も寝ちゃったよ」とか、至ってふつうの現実が続くワケです。

でも、途中で必ず違和感に気づく。

家具の位置がおかしかったり、作った覚えのないご飯がテーブルの上にあったり、とっ散らかっていた部屋が綺麗に片づいていたり……。

 

そこで「あれ? 変だな?」と思った瞬間に意識が途切れて、また布団のなかで起き上がるところからリスタート。

 

「な~んだ、今の夢かぁ……」って、この時点では今度こそちゃんと起きたと思ってるんですよ。

でも、次はだいたい、部屋にいるはずのない人がいる。

実家で暮らしてる母親とか、何年も前に別れた元カレとか。

最初はふつうに会話してるんだけど、やっぱり途中で違和感に気づく。

 

「あれ? なんでこの部屋にいるの?」って聞いた瞬間に、また布団からリスタート。

 

あとはもうこの繰り返し。

違和感はどんどん大きなものになっていって、私はそれに秒で気づく。

「部屋広過ぎんだろッ」「家具が全部ないッ」「まさかの朝ッ!?」etc, etc...

違和感を指摘した途端、布団からリスタート。

Re; Re; Re; Re; Re; スタートくらいでさすがに「夢だ」ってことにも気づくんだけど、そっからが本当の恐怖。

────この夢から出られなくなったらどうしよう。

森からも夢からも出られなくなりかける私とは一体↓↓

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何年か前に観た『世にも奇妙な物語』で、「どこかに閉じ込められて出られなくなる夢を見ている人は、現実だと意識不明の重体になっている」っていうオチの話があったんですよね。

それより怖い。夢だと分かっているのに、夢から出られない恐怖。こんなもん永遠に続けられたら気が狂う。目が覚めなかったらどうしよう、意識不明になってたらどうしよう────……

 

私、一応は健康体なんですけど、それなりに持病も持ってるんですよ。しかも、酒好き三十路。何が起こっても不思議じゃない。(でも、酒はやめない)(意地)

夢のなかでも独り暮らしの自覚はありますから、「ヤバい、ひとりで意識不明になったら、発見が遅れて確実に死ぬ」ってことも分かってる。

夢から出るには違和感を指摘し続けて、現実のお布団からガバッと起き上がるしか方法がない。

リスタートして、またもや夢だと気づいた時の絶望感。焦燥感。

 

なかにはエグい夢もあって、金縛りで起き上がれないところを、ヒタ……ヒタ……と近づいてきた何者かに、馬乗りで首を絞められたこともある。

「お前誰だよッ、絶対夢だろ!?」

 

……

…………

………………えっ?

 

────ってな感じで、これが『世にも奇妙な物語』だったら、この夢が実は現実で、私は殺されちゃってるんでしょうけど。

生きてます、たぶん。大丈夫だよね? 今この瞬間って、ちゃんと現実だよね?(拭いきれない世にも奇妙感)(あるいは、藤子・F・不二雄先生の短編集感)

 

最終的には、指摘するよりも先にリスタートが始まり、理解が追いつかなくなったあたりで、現実でも目を覚まします。

ガバッと起きた瞬間に「現実だ!」と分かるのは、夢のなかでは感じなかった身体のダルさや、汗でぐっしょり濡れたTシャツにすぐ気づくから。

「よかった、今回も生きて帰って来れた……もう誰か結婚しよ……

────そうだった、今日は「見ると絶対に結婚したくなる夢の話」だった。

悪夢にうなされていたら「大丈夫?」と揺り起こしてくれて、ガチで意識不明になっていたら救急車を呼んでくれる人が隣に欲しい。切実に。

 

しかし、私はひとり大好きマンであると同時に、のど元過ぎれば熱さ忘れるマンでもあるので、すぐに「ひとり気楽でたーーーのしーーーーー」って言い出すのよね。この悪夢は、自分の人生を見直すキッカケやチャンスを、神様的な存在が与えてくれているのかもしれない。

……けど、だからってもう見たくねぇよ、こんな夢。ほんっとに怖いんだから!! ってか、私はリアルな夢を見過ぎじゃない!? 何? 名前のせい??(※山口夢は本名です)

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