山口夢Official Blog

物書き(小説家・シナリオライター)の山口夢です。

【執筆のデスクから】『せんおち―千早大学落語研究会物語―』とは?

今週のお題「読書の秋」

 

ブログを始めて1週間────

そういえば書いてなかったなぁ、と……記事に何度も名前が登場する『せんおち』って一体なんぞや???

うっかり。

私のTwitterをご覧の方にはお馴染みですが、このブログを初めて訪れた方にも、知っていただきたいと思います。(こうして掲載が遅れていく旅行記即身仏を訪ねて』)

 

『せんおち―千早大落語研究会物語―』は、2016年に発売されたドラマCDとノベライズ本のタイトルです。

ノベライズ版のあらすじはこんな感じ。

運命が変わった────

学園祭を控えた千早大落語研究会はトラブル続き。

そんななか、副会長・八方亭美人には人に言えない悩みがあって……。

この『せんおち』には前身となる作品があります。それがこちら↓↓

www.fwinc.co.jp

2013年発売の『声優で落語くじ』フロンティアワークス)です。

キャスト)小野坂昌也中井和哉三浦祥朗、島﨑信長、会一太郎

絵)上原た壱

脚本)山口夢

 

これは、アニメイト限定で発売された500円くじ(のよなもの)の景品で、ドラマCD5枚+グッズが当たるというものでした。

ドラマCDには「ドラマパート」と「落語パート」があり、「ドラマパート」は落研に所属する男子学生たちの日常を描いたゆるくてちょっとビターな掛け合い、「落語パート」は豪華声優陣5人が本気で1席ずつ落語に挑戦! という企画。

私はキャラクターの詳細設定からドラマパートのシナリオ、古典落語の台本書き起こし、実際の収録まで、結構ガッツリ関わらせていただきました。

「落語の分かる女性ライターの募集があるんだけど」「何そのピンポイントな募集」……という会話で、こんなに大きな仕事が決まると思ってなかった2013年の私(笑)

最初の打ち合わせの時点で、大まかなキャラ設定等は決まっていたのですが、いろいろ話していくうちに、大学時代落研だった私(途中退部)に合わせて舞台が落研に変わり、年齢順もちょちょっと変え(当初は今と設定が違ったはず)、あとは私に託されることと相成りました。

 

そんなこんなで2013年10月19日に発売となり、まあ、おおむね好評だったのではないかなぁ~と、私はポジティヴに考えています。

声優陣が本当にほんと~に超豪華ですからね!! 絵も最高に可愛い!!! 私のシナリオなんて正直おまけみたいなもんだ!!! それでいい!!!

当時はあまり声優さんに詳しくなかったのですが、今となって考えるとビビるレベルのラインナップです。

 

……そして、『声優で落語くじ』発売から月日は流れ────

全然別件のノベライズで打ち合わせをした編集者に、これまでの実績として落語くじのサイトを見せたところ、

「いいじゃないですか! こっちノベライズ化しましょうよ!」

このひと言で、事態は急展開。(これで別件のほうは立ち消えに:笑

ずっとず~っと続編を作りたいと思っていたし、(数はめちゃくちゃ少ないけど)続編を待っていて下さる方がいることも分かっていたので、これはもう棚からぼた餅的な幸運でした。

まあ、なんやかんやいろいろあったりなかったりで(秘密♡)、結果として、『声優で落語くじ』のドラマCD5枚分に会一太郎さんの新録を加えたドラマCDと、そのドラマCDの内容とリンクしたノベライズ本をパラダイム出版さんから発売するに至りました。

タイトルも、『せんおち―千早大落語研究会物語―』にリニューアル!!(落語くじの時は大学名が作中に登場しませんでした)

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『せんおち』ドラマCD版ジャケット

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『せんおち』ノベライズ版表紙

ジャケットも表紙もかーーーーわいいーーーーーー!!

ノベライズ本の挿絵も上原先生に担当していただき、私もう幸せの極み。

八方亭美人役・会一太郎さんの新録部分も最高 of 最高。久しぶりに美人の声が聞けて、私は心底嬉しかった!!!

内容に関していえば、『声優で落語くじ』では語り切れなかった彼らの生い立ちや夢、葛藤、そして未来に続く第1歩を描けた(ような気がする)ことが、本当に本当に幸せで、いい作品に携わることができたなぁと、感謝の想いでいっぱいになりました。

当時の私にできることは全部やった、と言い切れる作品です。

楽しかった。とても楽しかった。

 

あ~……まだ全然語り切れてないけど、これ以上書くと確実に1万字超えちゃうよぉ。

と、いうわけで、各キャラクターについて等、さらなる詳細はまた別の機会に。

これで興味を持っていただいた方には、ぜひお手に取っていただきたいと思っております。損はさせないはず、です。

『せんおち』はAmazonで購入可能ですし、ノベライズには電子書籍版もございます。

秋の夜長に豪華声優陣の素敵な落語と、ゆるーい読書はいかがでしょうか??

詳しくは、山口夢公式サイトのWORKSをご覧ください↓↓

www.yumeyamaguchi.com

(私本人に興味を持っていただける方は非常に稀だとは思いますが)Twitterもフォローしていただければ幸いです。

 『せんおち』はいくら語っても語り切れないな~、本当に語り切れない。困ったね、どうも。

 

『せんおち』ノベライズ版の構成について書いた過去の記事も、よろしければ↓↓

blog.yumeyamaguchi.com