いや、違うんですよ。
何がって、本当は書き溜めておいた旅行記がいくつかあって、それを順にアップしていけばいい話なんですけど、タイトルが「即身仏を訪ねて」なんです。
子どもの頃からミイラ(※即身仏を含む)を研究するのが好きで、これはこれで趣味なのね?
でも、昨日の今日でしょ?
アイドルの話からミイラの話って、急カーブ曲がり過ぎじゃないですか。
自分で言うのもなんだけど、キャラブレがひどい。
これが漫画のキャラクターなら、編集さんに「とっ散らかってるんで、もうちょっと整理してください」って言われるヤツですよ。
だから、今日は一旦仕事の話を挟みます。旅行記はまた後日、タイミングを見て。
ちなみに昨日の記事を読みたい方はこちらから↓↓
さて、本題です。
本日も、仕事のやり方をみずから整理するつもりで、勝手に語っていきたいと思います。
今回はストーリーの構成について。
……といっても、これも受け売りです。大学時代、講義に来ていたシナリオライターの先生に教わって、しっくり来たからず~っとこの方法を使わせていただいてるって感じです。
簡潔に言うと、構成には、切り離しのできるメモか、付箋(ポストイット)を使うのが便利だよ、という話。(※私は付箋派)
思いついたシーンやエピソードを、とりあえずは何も考えず書けるだけ付箋に書いて、それを物語がもっとも面白くなるであろう順番に並べるだけ。
「あ、この2つのシーンは逆のほうが面白いな」と思ったら貼りかえればいいし、「シーン1とシーン2のあいだに別のシーンが必要だな」という場合には、あいだを埋める「シーン1.5」を考えて加えればOK。
まあ、実際に見たほうが早いでしょう。
(字ぃ汚いし、たぶん誤字脱字あるし、2年前のものだけど)はい、どーん!
これは、2016年発売『せんおち―千早大学落語研究会物語―』ノベライズ版の構成表です。恥部をさらすようなもんだけど、もう載せちゃう!!
(本当は今携わっている仕事の構成表を載せたほうがいいんだろうけど、私の一存では載せられないっていうか、載せたら確実にクビ切られるんで古いものしか載せられない……)
ふだんは付箋1色なんですが、これは珍しく3色ver.
青⇒シリアスパート
ピンク⇒コメディパート
オレンジ⇒使用する古典落語
……という分類です。
『せんおち』はもともとがドラマCDだったので、あまりにシリアスな場面が続いては作品のテイストからズレてしまう、部員5人がワイワイする様子も適度に挟んでいかなきゃね……ってなワケで、このような色分けになりました。
また、『せんおち』は大学の落研を舞台にした物語です。当然のごとく、作中にはさまざまな古典落語が登場します。オレンジの付箋は、それを忘れないようにするためのもの。
作業の工程としては、
青とピンクの付箋を量産して並べる⇒だいたいの順番が確定したらオレンジの付箋を貼っていく+赤ペンのメモ(細かい展開や、絶対に書くべきことを記す用)
……だったかな?(たぶん)
『せんおち』を読んだ方は分かると思いますが、これでプロローグ~第1章冒頭をカバーしています。
小説やゲームはちゃんと数えたことがないんですけど、映像作品の場合、たとえば120分の映画なら付箋50~60枚ほど必要だった、はず。一般的には。(※1シーンが長~いものや、息もつかせぬ超速展開作品は除く)
まあね、こうやって一生懸命構成を作ってるんですよ。でもね、
このとおりに書けたことは、たぶん1回もない!!!
『せんおち』も冒頭部分は画像の流れのまんま書きましたが、肝となる第4章の内容がぜーーーーーーーんぜん違う!!(だから公開できない)
下手なんかな、構成。頑張ってるんですけどね。
っていうか私、ライターの友だちってほぼいないんですけど(ライター以外の友だちもすごい少ない)、みんなどうやって構成立ててるんですかね。
分かんないんですよ、ほかの人のやり方って。
みんな付箋使ってたら、「何を今さら」とか言って鼻で笑われちゃうのかな。
ま、いっか。私はこのやり方が1番好きです!! 以上!!! ってことで。(強引。しかし、人は人。私は私)
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『せんおち』について、詳細や執筆するまでのいきさつを記事にしました。興味のある方はこちらもどうぞご覧ください。↓↓