山口夢Official Blog

物書き(小説家・シナリオライター)の山口夢です。

今日そこにあった小さな幸せの話(後半はほとんどカレーの話)

「山口さんにとって、幸せってなんですか??」 最近仲良くなったお友だちに、LINEで急にこんなことを聞かれました。 人が何に幸せを感じるか、そこに興味があるんだって。 集めてんのかな、人の幸せエピソード。 ちょっと変わってるような気がするけど、趣…

脳内麻薬の作り方―川端康成の『雪国』始めました―

トンネルを抜けたら雪国であった。6月だけど。 昨晩から、川端康成著『雪国』を読み始めました。まだ途中。 いつも気軽に読める短編ばかりで、もしや『雪国』は未履修では……?? と、思い、例の有名な「トンネルを抜けたら雪国」を抜け、ちょっと先へ足を延…

某漫画サイトで総合週間ランキング3位をいただきました!!

そんな3位をいただいた漫画の最新第5話が、本日配信となりま~~~す!!!(※タイトルからの流れるような宣伝) ちなみに、総合週間ランキング第3位をいただいたのは、アクセスBOOKSさん。 んおおっ!? 『そも恋』がアクセスBOOKSさんの総合週間ランキ…

ド変態 vs ストーカーの大決闘―谷崎潤一郎『続悪魔』―

みんな、変態好きね~~~~!?(※昨日~本日のアクセス数参照) 昨日のブログ、あんだけ閲覧注意だって言ったのに。 blog.yumeyamaguchi.com ……で、昨日の夜に読みましたよ、『続悪魔』。今でいうところの上下巻の「下」を。 上巻が引くほどアレだったから…

変態も行き過ぎるとさすがに引く―谷崎潤一郎『悪魔』―

さすがの私(?)も、この変態には軽くドン引きだな、って話で。 『痴人の愛』を読んで以降、 blog.yumeyamaguchi.com 全集に掲載されている谷崎潤一郎先生の短編をちまちま読んでいるワケなんですけれども。 いやぁ、谷崎先生のことは以前からド変態だと思…

知識は天然のミステリーである―東京都美術館・クリムト展②―

昨日のブログ、「このクリムトさんの女ったらしめ!!」みたいな内容に終始してしまって、お前せっかくの「クリムト展」で何を見てきたんだよ、って感じになっちゃったじゃないですか。 blog.yumeyamaguchi.com 学芸員資格を持ってるとまで言っておいて、昨…

「最低」がこだまする美術展―東京都美術館・クリムト展―

先に言っておくと、展示されていた作品自体は大変素晴らしかったんですよ。 じゃあ、何が「最低」だったかっていう話なんですけど。 とりあえず、時間は一昨日までさかのぼって、上野鈴本演芸場の夜席に行ったことは、昨日のブログにも書いたじゃないですか…

寄席はコスパ最高のエンタメ―寄席2DAYS2日目・上野鈴本演芸場6月上席(夜)―

みんな~~~~っ、寄席に行ってるか~~~~い!?(※デジャヴ) 寄席2DAYS、2日目は上野鈴本演芸場の上席(夜)でございました。 夜の主任は、桃月庵白酒師匠。 ちなみに、一昨日は新宿末広亭で、昼の主任は春風亭一朝師匠でございました。blog.yumeyama…

日本の曲芸はすごいぞ!!―寄席2DAYS1日目・新宿末広亭6月上席(昼)―

みんな~~~~っ、寄席に行ってるか~~~~い!? ……むしろ、寄席って行ったことある?? このブログでは何度も言っておりますとおり、ワタクシ、大学の落研を舞台にした小説を出版したことがありまして、 私自身も、大学時代は落語研究会に所属しておりま…

「コスト」と「報酬」の恋愛学―谷崎潤一郎『痴人の愛』に学ぶ②―

遠距離恋愛って、どうして難しいんだろうね。したことないけど(笑) どうも、昨日に引き続き、恋愛指南本に何冊か関わっているライターの山口だよ。 執筆のために、独学ながら、恋愛心理学や人類学をかなり真剣に勉強したんです。 そんな私が、谷崎潤一郎著…

『痴人の愛』のナオミちゃんに学ぶ、恋の人心掌握術

どうも、恋愛指南本にも何冊か関わったことのあるライターの山口だよ。 執筆や編集をする過程で、恋愛心理学や人類学についてかなり勉強致しました。 そんな私が、谷崎潤一郎著『痴人の愛』を改めて読んだところ、 blog.yumeyamaguchi.com くっ……世界一の悪…

表現の世界はもっともっと自由なのだ―徳川夢声『37年型浦島太郎』―

表現の世界は、私が思っているよりも、ずっとずっと自由らしい。 体言止めはよろしくない、文章に重厚感がない、これを小説とは呼べない。 ないないない、の、ないもの尽くし。 誰に言われたワケでもないクセに、肩にも脳にも力が入り、つい、硬くて真面目で…

酒は百薬の長なりや??

本日は、もう20年来の親友ちゃんと会い、たまたまプレゼント交換という形になり、(一昨日行った)かまくらのお土産とお酒の贈呈式と相成りまして、私はそのいただいた日本酒を早速呑み干し、いい気分になっているため、本日はこのまんますやすやと致したい所…

THE☆奴隷文学の最高峰―谷崎潤一郎『痴人の愛』―

やっと読み終わりました。 THE☆奴隷文学の最高峰・谷崎潤一郎著『痴人の愛』。 久しぶりに読んだけど、面白かった~~~~。 そして、10年前は気づかなかったけど、読みやすかった~~~~~。 大正14年の作品で、少し古い言葉遣いや仮名遣いがありますが、…

漫画の夢を叶えてくれる!? 神様に再び会って参りました―鎌倉・荏柄天神社―

鎌倉には、漫画の神様が住んでいらっしゃるんですよ。 以前にもちょろっと書きましたよね?? blog.yumeyamaguchi.com 実はワタクシ、本日も行って参りました。 お参りをすると、「漫画関連のよい仕事が舞い込む」という噂がまことしやかに語られていること…

身体のなかに「ふざけ虫」を飼っている悲しい性なりや

以前ちょろっとご紹介した徳川夢声先生の本を読んでおります。 (※徳川夢声先生については、こちらの記事を参照してください) blog.yumeyamaguchi.com 本はこれね?? 『徳川夢声の小説と漫談これ一冊で』(清流出版)です。 出先では徳川夢声先生、お家で…

今が人生で一番楽しい宣言をさせていただきます!!

……今さらなこと言っていいですか?? 昨日、どこに出す予定もない短編小説を書いていて、ふと思ったんですけど、 今、書くことが人生で一番楽しいっす。 筆が乗ってたせいもあるのかもしれないのですが、しみじみ「ああ、楽しいなぁ」と思うことができました…

乙女ゲームとWデートは相性が悪い、気がする―『そも恋』第6話―

お題「恋バナ」 ねぇ、みんなWデートってしたことある?? ……なんて、昨日まで明治大正昭和の文学作品について論じていたはずのブログで、急にチャラついた話題~~~~!!! 180度の方向転換~~~~!!! ……って思った?? しかも、なんかテンション高…

「好き」から感性が遺伝する―夏目漱石『夢十夜』②―

昨日に引き続き、夏目漱石著『夢十夜』の話でもしようかな。 blog.yumeyamaguchi.com 『夢十夜』の簡単なあらすじなんかは、昨日のブログの中盤を読んでね。今日も本文を引用したネタバレがあるよ!! 嫌な人は、ここで回れ右しようね!! もう面倒だから回…

きっと地獄なんてものはなくて―夏目漱石『夢十夜』―

私が読書を始めたキッカケの夏目漱石先生──それなのに、そういえば『夢十夜』は読んでこなかったんですよね。 なんていうか、好きな作家先生の本を全部読んじゃうのがもったいなくて。私が読むのって、基本的に先生方は皆さんお亡くなりになってる作品ばっか…

孤独をこじらせている自覚のある皆さんへ―佐藤春夫『侘しすぎる』―

昨日の夜、いつもどおり全集を開いて、なんとな~~~く佐藤春夫先生の『侘(わび)しすぎる』を読み始めたんですよ。 『侘しすぎる』 もんのすごい素晴らしいタイトルだよね。 パッと見た感じ、2019年の作品と言われても違和感のない、現代的なタイトルです…

ジャニオタ歴20年越えの末端クリエイターが決めている小さなこと

今週のお題「アイドルをつづる」 携わってきた仕事柄、いつものように「自担は秘密♡」のまんまでお話を進めたいと思います。 私の「好き」が、みんなの「好き」とは限らないし、私の「好き」が、誰かの「嫌い」であることは当然だと思うので。 一応言ってお…

泥棒は眼で仕留める―吉行淳之介「川端康成伝」―

昨日、川端康成の『母の初恋』についてブログを書きながら、 blog.yumeyamaguchi.com 同じ全集に収録されている「川端康成伝」を読んでいて、面白いエピソードを見つけたんですけど、昨日のブログには書き切れなかったんで、今日は読書感想文の番外編。 川端…

真夏日には冷たいナイフをー川端康成『母の初恋』ー

「別れる男に、花の名を一つ教えておきなさい。花は毎年必ず咲きます」 怖い。 川端康成のこの名言は有名ですが、たまに川端先生の作品を読むにつけ、その感性にゾクゾクするような、一種の恐怖を覚えます。 何を見て、どう生きたらこのような感覚を得られる…

はじめてのじてんしゃ35歳―夏目漱石『自転車日記』―

www.aozora.gr.jp これね、大好き。 小説を読み始めたキッカケが、もともと夏目漱石の『吾輩は猫である』で、それから夏目漱石の作品をいろいろ読むようになったんですが、この『自転車日記』はとくに好きで、一字一句漏らさず原稿用紙に書き写したくらい。 …

明治時代版「明日から本気出す」―二葉亭四迷『浮雲』感想文②―

blog.yumeyamaguchi.com 昨日までのあらすじ。 ◆主人公・文三くん 職業:無職 特技:言い訳、逆ギレ 必殺技:絶交 ぶんぞう は こんらん している!! ……とうとう愛しのお勢ちゃんにも絶交を言い渡してしまった文三くん。まだ結婚も確定していないうちから「…

令和視点的身勝手読書感想文―二葉亭四迷『浮雲』―

昨日、二葉亭四迷の『浮雲』を読んでいることを書きましたが、 blog.yumeyamaguchi.com あのあとすぐに読了致しましたので、感想をつらつらと書きたいんですけど…… 主人公の文三が、思っていたよりもヤバいヤツかもしれない。 ……という視点に立って書くつも…

文三、しっかりしろ文三!!!―二葉亭四迷『浮雲』前半―

無事、『そも恋』第10話脱稿いたしました~~~!!!! blog.yumeyamaguchi.com 昨日のブログで「3時には終わるかな??」と書きましたが、その宣言どおり、終わったのは3時過ぎ。 やっと終わった……3時くらいまで掛かるかな?? と、思ったら、やっぱり…

ねぇ、病院って実質タダじゃない???

昨日、「朝まで書いちゃうぞー!!」なんて言いましたが、 blog.yumeyamaguchi.com 結局、なんだかんだいってつらかったから早めに就寝し、ぐっすり眠ったはずなのになぜか風邪悪化させ太郎ハイパーに昇格して、急きょ病院に駆け込んだ山口です。 どうも、愚…

独り身は、SNSで積極的に体調不良を申告すべし

どうも、完全に風邪悪化させ太郎です。 昨日、浅草から帰って厚手のパジャマを着込み、毛布を2枚かけてぬくぬく温まって眠りましたが、あまり回復はせず……昼過ぎにようやく起き上がって、作業をしている次第です。 声よ、戻ってこーーーーーい!!(※まだサ…