山口夢Official Blog

物書き(小説家・シナリオライター)の山口夢です。

酒は百薬の長なりや??

本日は、もう20年来の親友ちゃんと会い、たまたまプレゼント交換という形になり、(一昨日行った)かまくらのお土産とお酒の贈呈式と相成りまして、私はそのいただいた日本酒を早速呑み干し、いい気分になっているため、本日はこのまんますやすやと致したい所存、平にご容赦でございまする。

 

要するに、ただの酔っ払いだーーーい。

美味しかった、朝搾り生原酒。

f:id:yumeyamaguchi:20190605222953j:image

ありがとね、親友ちゃん。

今日はぐっすり眠れそうだい。

 

f:id:yumeyamaguchi:20190502211148j:plain

f:id:yumeyamaguchi:20190502211152j:plain

f:id:yumeyamaguchi:20190502211144j:plain

 

毎日恒例の宣伝を挟みまして。

実は、ここのところ8年ぶりの不眠気味だった私、本日はぐっすり眠れそうなんですよ。

気心知れた親友ちゃんとお話して、大好きなお酒呑んで、快眠のチャンスなのでございまする。

明日はちゃんとブログを書くことを宣言して、今日は早めのおやすみなさーーーい!!

www.yumeyamaguchi.com

THE☆奴隷文学の最高峰―谷崎潤一郎『痴人の愛』―

やっと読み終わりました。

 

THE☆奴隷文学の最高峰谷崎潤一郎痴人の愛

 

久しぶりに読んだけど、面白かった~~~~。

そして、10年前は気づかなかったけど、読みやすかった~~~~~。

大正14年の作品で、少し古い言葉遣いや仮名遣いがありますが、それに慣れてしまえば、こんなにサクサク読める作品はないと思います。

皆さんにも読んで欲しい。

 

女が嫌いな女No.1、ナオミの魔力。

圧倒的エロティックな文章。

もはやいっそ心地いい下僕の境地。

 

……まあ、どういう話かと言いますと、簡単に説明すると、「28歳の男が、15歳の少女を自分好みに育てようとしたら、逆に虜にされてしまった」という話です。

うん、そうだね。

 

今なら犯罪だね。

 

少女・ナオミが16歳の時に籍だけ入れ、形ばかりの夫婦になったあとも、旧式で亭主関白の夫婦ではなく、半ば友だちのようでもあり、いつまでも夫婦でイチャイチャし尽くしているような関係のふたり。

まあ、女性は今も16歳から結婚できるけど……。

 

漂う香りがやっぱりもう犯罪だね。

 

ナオミが可愛くって可愛くって仕方がない主人公・譲治は、ナオミのワガママを出来得る限り叶えてやり、ナオミを美しく飾り立てることばかりを考えてるんですよね。

結果、そもそも女中として雇ったはずのナオミは、家事しない・自由奔放・ワガママ三昧、そして、「譲治が自分の魅力には絶対にあらがえない」ことに気づき、自分の望みを叶えさせるためなら、媚びを売り、涙を使い、身体を使い、譲治から「恋」という感情以外のすべてを搾り取っていくという、とんでもない女に育つんです……。

 

怖いよぉ、ナオミ怖いよぉ。

己の美貌のゴリ押し一択、プライドエベレストで超超超上から目線。

この世に生きるすべての女性の敵みたいな女だよぉ。いや、マジで。

10年前に読んだ時もムカついたけど、10年後に読んでもやっぱりムカついたよぉ(笑)

くっそぉ~~~、結局は人間見た目が9割ってことかよ~~~~~、美人に生まれてみたかったぜ!!! という、完全なる嫉妬なんですけどね。

私には、男を下僕にする趣味はありません(笑)たぶん。

 

しかし、まったくなーーーー。譲治が情けねぇんだよ。

こんなムカつく女の言いなりになりやがって、と、途中まではイライラ腹立つこともありながら、終盤へかけて加速する、気持ちいいほどの下僕感奴隷ナオミの犬ドMの星……等々、どんな言葉で表しても足りないような崇拝っぷりに、もはや清々しさを覚えてくるのだから、あら不思議。

譲治をとおして、私までナオミに魅了されているような気さえしてくるのです。

まあ、それがまたムカつくんだけど(笑)

考えてみると、こんなにも愛に屈服させられる人生は、ある意味幸せなのかもしれない。

 

そこにまた凡人は嫉妬して、ムカつくような気がする夫婦の、8年間の愛の記録。

 

18禁とは言わないし、別に年齢制限がついている作品ではないのですが、中身的には完全に15禁。

個人的にはノーマル禁(笑)

ノーマルな性癖しかお持ちじゃない方には変な影響を与えてしまいそうだから、たとえ成人していてもオススメはしにくい作品ではありますが、いっそ全人類にオススメしたいよね!!!

みんな変態になっちゃえばいいよ!!!!(笑)

でも、1度は酔ってみて欲しい、胸やけするような愛ってヤツに。

文章全体から、むせかえるような「何か」が匂ってくる。実際に、文章が匂ってくるような気がするから。

こんな体験、谷崎文学、とくに『痴人の愛』くらいでしかできませんよ。

 

f:id:yumeyamaguchi:20190502211148j:plain

f:id:yumeyamaguchi:20190502211152j:plain

f:id:yumeyamaguchi:20190502211144j:plain

 

毎日恒例の宣伝を挟みまして。

それにしても、男性には「少女を育てて自分好みに育てたい」っていう願望があるんかね?? 古くは『源氏物語』の若紫だってそうじゃないの。

そういう願望、女性にもあるのかしらん……って話は、また別の機会に。

今夜は落ち着いて眠れそうだぁ~~~(※毎晩寝る前に読んでいて、無性に目が冴えて不眠症化していた私:笑)

www.yumeyamaguchi.com

漫画の夢を叶えてくれる!? 神様に再び会って参りました―鎌倉・荏柄天神社―

鎌倉には、漫画の神様が住んでいらっしゃるんですよ。

以前にもちょろっと書きましたよね??

blog.yumeyamaguchi.com

 

実はワタクシ、本日も行って参りました。

お参りをすると、「漫画関連のよい仕事が舞い込む」という噂がまことしやかに語られていることで有名な神社──荏柄天神社(えがらてんじんじゃ)へ。

www.tenjinsha.com

 

鎌倉といえば鶴岡八幡宮ですが、荏柄天神社は、そこから少し歩いたところにあります。街中にちゃんと矢印も立ってますよ。

こんな入口を目印に、頑張って向かってください(※方向音痴のため、場所の説明は端から諦めている)

f:id:yumeyamaguchi:20190603212008j:image

ちなみに、漫画『そもそも恋は欲だらけ』の連載が決まってから、3回目のお参りです。

決まる前には、作画の茶緒先生がお参りに行って下さり、私はそのお礼→連載が始まったご報告と続いて、本日は、連載の調子が非常によいらしいお礼、というところでしょうか。

また、漫画の企画書をいくつか編集さんに預けておりますんで、その子たちが無事に日の目を見ますようにとお願いしてきました。

 

さて、一体どうなりますことやら。

誰も結果なんか知ったこっちゃないでしょうが、乞うご期待です。

 

で、以前の記事にも書いたんですけど、この荏柄天神社には、世にも珍しい絵筆塚があります。

見上げるほど背の高い絵筆塚には、超有名な漫画家さんたちの描いた河童の絵が、360度にわたりぺたぺたと貼りつけてあるのです。(※河童である理由は、以前のブログ参照のこと)

まず、正面下に藤子・F・不二雄先生の河童ドラちゃん。

f:id:yumeyamaguchi:20190603215013j:image

 

その右隣に、やなせたかし先生の、どこか、かびるんるんみのある河童。

f:id:yumeyamaguchi:20190603221245j:plain

 

そんでもって、藤子先生から上のほうに視線を上げると、圧倒的可愛さを誇る、漫画家の神様・手塚治虫先生の鉄腕アトム河童。

f:id:yumeyamaguchi:20190603221511j:plain

 

構図から何から、本当に可愛さNo.1だし、すごく目を惹く。

いや、私はもちろん藤子オタなんで、個人的にはドラえもんの可愛さに及ぶものなし、とは思っておりますが、このアトム河童を見るにつけ、手塚先生は本当に素晴らしかったんだなぁ、と思わざるを得ません。

そして、ここに貼られている数多くの漫画家さんたちがいたからこそ、今の自分が原作者として漫画を連載できるのだなぁと思うと、感無量でございました。

 

(藤子先生の作品に触れると、必ず「先生、面白いものを作るには一体どうしたらよいのでしょうか……」と心の対話を始めるクセがある私。本日も目一杯相談してきました。先生もそんなこと言われたら困るとは、いつも思っているのですが:笑)(その場からずっと動かなかった私は、たぶん不審者)

 

さて、荏柄天神社を出た私は、とても空腹。たまりかねて、神社近くのmogura食堂さんへ。

f:id:yumeyamaguchi:20190603224305j:plain

定食ランチ、めっちゃ品数多い。めっちゃ豪華。

和牛すじと根菜のたっぷりスープ、鶏の南蛮漬け、こんにゃく焼き肉風、とろろ、チアシード入り新玉ねぎ煮、りんごのワイン煮。

しめて1100円也。

料理好きではございますが、自分ひとりのためには絶対に作らないであろう手の込んだおかずの数々に、美味しくてお腹も大満足。

荏柄天神社へお参りに行った際は、毎回ここに通おうかしらん。

次はキーマカレーが食べたいけど、小鉢の内容が変わってしまうと、それが食べたくてまた定食ランチを頼む予感(笑)

とにかく、よいお店を見つけました。

 

帰りにはちょこちょこお土産を買い、「鎌倉に来た」という特別感でもない限り、タピオカミルクティーなんて流行りもの一生飲まないようなタイプなんで、浮かれてタピオカミルクジャスミンティーを飲んじゃったりなんかしちゃったりして。

それなりに観光して、きゃっほいしてきました。

 

……えっ???

もちろん、ひとりに決まってるでしょうが。

山口はひとりじゃないことのほうが珍しいんだから。ひとりですよ、ひとりできゃっほいするんですよ。できるんですよ。

一応言っておきますが、とっても楽しかったです。

 

f:id:yumeyamaguchi:20190502211148j:plain

f:id:yumeyamaguchi:20190502211152j:plain

f:id:yumeyamaguchi:20190502211144j:plain

 

毎日恒例の宣伝を挟みまして。

ここ数年、初詣も必ず鶴岡八幡宮なんで、鎌倉に行く機会は多いのです。

『そもそも恋は欲だらけ』第3、4話のデート先も鎌倉なんですよ、ご興味のある方は是非読んでみてくださいね。

sp.comics.mecha.cc

何卒、よろしくお願い申し上げます!!!

www.yumeyamaguchi.com

身体のなかに「ふざけ虫」を飼っている悲しい性なりや

以前ちょろっとご紹介した徳川夢声先生の本を読んでおります。

(※徳川夢声先生については、こちらの記事を参照してください)

blog.yumeyamaguchi.com

本はこれね??

f:id:yumeyamaguchi:20190519233509j:plain

徳川夢声の小説と漫談これ一冊で』(清流出版)です。

出先では徳川夢声先生、お家では谷崎潤一郎先生の『痴人の愛』を地道に読み進めております。いいですねぇ、贅沢ですねぇ。

目と頭が贅沢です。

 

で、徳川先生の本に収録されている『河鹿(かじか)殺人事件』。

これに登場する探偵が「最栗淡亭(もぐり・たんてい)」氏。

もぐりたんてい氏(笑)

どうやら、世間にはまだ名前が知られてない様子。どうりで(笑)

それにしても、登場人物の名前がダジャレかーーーーい!!! ……と、1回はツッコんでしまったのですが、そういえば、私は人のことが言えないんだった。

 

と、いうのも、現在連載中の漫画『そもそも恋は欲だらけ』の主人公2人。

sp.comics.mecha.cc

名前が、「金子紅葉(かねこ・くれは)」と「槍泰輔(うつぎ・たいすけ)」なんですけど、片や、男を金で選ぶ女と、片や、女をカラダで選ぶ男なんですよ。

 

男を金で選ぶ女は、「葉(かねこ・くれは)」。

女をカラダで選ぶ男は、読み方を変えて「槍泰輔(やりたいすけ)」。

 

ひどす(笑)

そのまんま「やり・たいすけ」ではなく、読み方を変えて「うつぎ・たいすけ」にしただけでも褒めていただきたい。(※褒める #とは)

まあまあね、もともとが落語好きだし、お笑いも好きだし、30過ぎてから吹っ切れたようにくだらない笑いを追い求めるからね──

 

……と、言いたいところなんですけど、学生の頃の課題で、「途上人物の苗字が全部変わってる」っていう脚本を書いたことがあるんですよ。

主人公の名前が「大学一郎」

 

男A「えっ、大学一浪されてるんですか?」

一郎「いえ、大学は現役で合格してて、母の再婚相手の苗字が『大学』で『大学一郎』になっただけであって、本当に僕は現役で合格……ええいっ、めんどくせぇ!! これ何百回も聞かれてるんですよ、僕!!」

 

……的な?? そんなセリフを書いた記憶があるんですよ。

あとは、旦那に浮気されてる主婦の苗字が「浮気(ふけ)さん」とか(笑)

どんな設定だったか忘れちゃったけど、「色魔(しかま)さん」って人もいた気がする。日本って、いろんな苗字があって興味深いよね。

まあ、面白いかどうかは別にして(※あくまでも別にしたい。恥ずかしくて心が死ぬ)

 

私、10年前からセンスが変わってないらしい。です。

 

お腹のなかっていうか、身体のなかっていうか、私はどっかにふざけ虫を飼っているらしいです。いい大人なのに、ふざけたくてふざけたくて仕方がない(笑)

でも、現実世界でふざけると、他人の目が痛いじゃないですか。

この歳になったらなおさら。

だから、思う存分作品のなかでふざけ倒す。もうふざけ性があることを認め、開き直り、ふざけてふざけてふざけるしかないのです。

だって、そういう性に生まれついてしまったから!!!

 

……ってな感じで、ふざけてる作品も、(一応、または比較的)ふざけてない作品もありますんで、詳しくは昨日のブログをご覧ください。

blog.yumeyamaguchi.com

そんでもって、昨日のブログを見るのが面倒な方は、以下の画像をご覧あれ。

 

f:id:yumeyamaguchi:20190502211148j:plain

f:id:yumeyamaguchi:20190502211152j:plain

f:id:yumeyamaguchi:20190502211144j:plain

 

毎日恒例の宣伝を挟みまして……っていうか、2日連続宣伝しちゃった(笑)

明日は、宣伝以外のことを書く!! かもしれない??

とにかく、私はこれから『痴人の愛』を読み進めなきゃいけないんで、アディオス!!!(ちょいふざけた!!:笑)

www.yumeyamaguchi.com

今が人生で一番楽しい宣言をさせていただきます!!

……今さらなこと言っていいですか??

昨日、どこに出す予定もない短編小説を書いていて、ふと思ったんですけど、

 

今、書くことが人生で一番楽しいっす。

 

筆が乗ってたせいもあるのかもしれないのですが、しみじみ「ああ、楽しいなぁ」と思うことができました。

いや、これまで嫌々書いてたというワケではなく、高校で文芸部に入部し、17年近く文章をちまちま書いて来て、これまで以上に、今、書くことが楽しいっす。

それもこれも、今までに携わってきた作品のおかげなのかなぁということで、ウェブサイトに掲載しているものを、軽くご紹介したいと思います。

 

まずは、ゲーム。

f:id:yumeyamaguchi:20190502211148j:plain

『うっかり探偵の大正事件録(仮)』はこれからリリースされる作品だから一旦置いておくとして、これまでにもっとも量を書いてきたのは、昨日もちょろっと話したとおり、乙女ゲームです。

あっ、昨日のブログはこちらから。

blog.yumeyamaguchi.com

『うっかり探偵』以外は2本しか掲載しておりませんが、「and more...」とあるように、他にもいろいろと携わった過去があります。

また、掲載されている2本は実在のアイドルと恋愛できるという夢のようなゲームなんですけど、実在の方がいる以上、ライターである私が、タイトルを方々に書くことは契約上あまりできないことになっております。

ブログはギリ大丈夫かな??(怒られたら謝ろう:小声)

『ラブセン~V6と秘密の恋~』はサービスを終了してしまったのですが、『NEWSに恋して』は現在も好評リリース中ですので、ご興味のある方は遊んでみてください。

ゲームの公式サイトも貼っておきますね。

newsnikoi.jp

 

そんでもって、漫画。

f:id:yumeyamaguchi:20190502211152j:plain

 

こちらは昨日も書きましたとおり、現在連載しております『そもそも恋は欲だらけ』

相棒である漫画家さんは、茶緒先生。
sp.comics.mecha.cc

独占先行配信中のめちゃコミックさんでは第6話が昨日リリースされたばかり。

その他の漫画配信サイトさんでは、第4話まで掲載されております。

原作者が「9割ギャグ漫画だと思って書いてる」と常々申しているとおり、だいぶコメ寄りのラブコメです。

基本は女性向けですが、男性でも楽しめること必須!!

めちゃコミックさんやLINEマンガさんで、今なら無料話も配信中!! とっても楽しく書いておりますので、皆さんも楽しく読んでいただければ幸せです!!

漫画も「and more...」があるんですけど、これは内緒☆ 気になる方は、私のTwitterをさかのぼってみてください。茶緒先生と一緒にやった、他の仕事が見つかるはずです。(※山口夢名義ではありません)

 

最後に、小説。

f:id:yumeyamaguchi:20190502211144j:plain

 

ここでオススメしたいのは、やっぱり『せんおち―千早大落語研究会物語―』ですね。

https://www.amazon.co.jp/せんおち〜千早大学落語研究会物語〜-山口夢/dp/4801523013

こちらは、ドラマCDとセットで販売しております。

https://www.amazon.co.jp/声優落語CD「せんおち-千早大学落語研究会物語-」-小野坂昌也/dp/B01GU99D2U/ref=pd_sim_14_1/358-5916136-7064822?_encoding=UTF8&pd_rd_i=B01GU99D2U&pd_rd_r=ccce8bf1-847c-11e9-a904-cbb99c6cd979&pd_rd_w=pc8SU&pd_rd_wg=uXx4I&pf_rd_p=b88353e4-7ed3-4da1-bc65-341dfa3a88ce&pf_rd_r=TME1DHG8JKDWGV62HF20&psc=1&refRID=TME1DHG8JKDWGV62HF20

私がシナリオライターになって、初めて携わった大きな仕事で、大事な仕事です。

そして、大好きな仕事。

私のベースっていうか、ルーツっていうか、この作品は、きっとこれからもそういう位置で居続けるはずなんで、私は『せんおち』を一生推していくつもりです。

なので、是非皆さんにも読んでいただきたいと思います。

 

今日は、宣伝に全文使っちゃった。まあ、たまにはこういうのもいいよね(笑)

その他の作品についても掲載しておりますんで、詳しく知りたい方は以下のウェブサイトをクリックしてみてくださいね??

www.yumeyamaguchi.com

お題「どうしても言いたい!」

乙女ゲームとWデートは相性が悪い、気がする―『そも恋』第6話―

お題「恋バナ」

 

ねぇ、みんなWデートってしたことある??

 

……なんて、昨日まで明治大正昭和の文学作品について論じていたはずのブログで、急にチャラついた話題~~~~!!! 180度の方向転換~~~~!!!

 

……って思った?? しかも、なんかテンション高いし、なれなれしいなって。

私がこういうテンションになる時はあれだね、そう、宣伝だね!!!(笑)

 

月末恒例、現在連載中の漫画『そもそも恋は欲だらけ』の第6話が、めちゃコミックさんで更新されました~~~!!! やったねーーーー!!!!

sp.comics.mecha.cc

今なら、002話(第1話の3分の2)まで、会員登録不要でタダ読みできるよ!! この機会に、ほんの頭だけでも読んで、タイトルだけでも覚えて帰ってくださいね!!

 

そう、第6話のサブタイトルが「Wデート」

よく考えたら、原作者本人はWデートをした記憶はないし、作中で書くのもこれが初めてかな?? って感じ。

私が今まで主戦場にしてきた乙女ゲームの世界って、主人公と相手キャラの1対1で物語が進んでいくことが多いから、そういえば、Wデートというものに縁がなかったんだよね。

ほら、Wデートをさせるってことは、もうひとつのカップルを登場させなきゃいけないでしょ?? その相手カップルの男が攻略対象キャラだった場合、別の女とデートさせるワケにもいかないじゃない。

ユーザーさんが嫉妬しちゃうから。

攻略対象キャラ以外の男を使ってカップルを作るとなると、「お前ら誰やねん」ってとこから説明しなきゃいけなくなって、それはそれで面倒だし。

そもそも、そういうサブ of サブキャラには立ち絵がない

絵が用意されてないってことは、画面にはセリフオンリーで、ユーザーさんに、誰もいない背景絵を延々と眺めさせることになってしまうから、これはこれで、とてもよろしくない。

 

つまり、少なくとも私が携わってきたタイトルに関していえば、乙女ゲームにWデートは不向きだって話。

そして、『そも恋』第6話のWデートが、いろんな意味で人生初のWデートだってこと。

 

経験がないから、完全に想像と聞きかじった印象でWデートを書いたワケなんだけど、そこはほら、原作者みずから「9割ギャグ漫画だと思って書いてる」でおなじみの『そも恋』だから。

一般的なWデートから道を踏み外していたとしても無問題。

エンディングにかけて、今回も最低(で、最高??)なネタをお送りしておりますが、担当編集さんも太鼓判の、ゲラゲラドキドキのストーリーに仕上がりました!!(決して「ワクワクドキドキ」ではないし、「ドキドキ」が前に来ることもない:笑)

 

私も早速購入したんだけど、読み終わった瞬間に「うわっ、続き気になる!! これ1ヶ月待たなきゃいけないの!?」って声に出してたよね!!!(※発売日に限っては強気の原作者)

できれば来週にでも続きを更新して欲しいところではありますが、週刊になったら原作者としての私が死ぬ(笑)漫画家さんも、たぶん死ぬ(笑)

なので、皆さんには来月末まで待っていただくことになっちゃうんですけれども、それはそれとして、第6話、すぐにでも読んでいただいたいと思っております。

 

読んでね!!!!(圧)

 

ちなみに、LINEマンガさんでも、第1話を無料配信中!!

manga.line.me

こちらはアプリのダウンロードが必要になりますが、第1話をまるごと無料で読むことができます。お得!!!

 

紫色の一見セクシーな表紙が目印だよ!! 9割ギャグ漫画だけどね!!

f:id:yumeyamaguchi:20190502211152j:plain

 

ちなみに、私が携わってきたゲーム(の、ほんの一部)はこちら↓↓

f:id:yumeyamaguchi:20190502211148j:plain

 

昨日ちょろっと宣伝した、落語の小説は以下のとおりだよ!!

f:id:yumeyamaguchi:20190502211144j:plain

 

毎日恒例の宣伝を、本日は一行解説付きで挟みまして。

読書のほうは、現在、谷崎潤一郎著『痴人の愛』を約10年ぶりに読み進めております。谷崎作品は『鍵』がいちばん好きなんだけど、お久しぶりの『痴人の愛』は、読みやすさが半端じゃないな、などと思いながら、夜長ならぬ、日々早々と明けつつある初夏の短い夜に読書中です。

ちょうど参考にしたいような文体で、とっても勉強させていただいております。

読破したあかつきには、また感想文で。

www.yumeyamaguchi.com

「好き」から感性が遺伝する―夏目漱石『夢十夜』②―

昨日に引き続き、夏目漱石著『夢十夜』の話でもしようかな。

blog.yumeyamaguchi.com

夢十夜』の簡単なあらすじなんかは、昨日のブログの中盤を読んでね。今日も本文を引用したネタバレがあるよ!! 嫌な人は、ここで回れ右しようね!! もう面倒だから回れ右用の画像も挟まないよ!!

えっ?? うん、今日はなんだか投げやりな気分なんだ!!! THE☆不安定!!! 何があったワケでもないんだけど、三十路だからね!!! 孤独をこじらせた三十路は不安定なんだよ!!! 以上!!!

 

……さて、こっからは真面目に書きましょうかね。

十夜分の夢を読んでみて、私がいちばん好きなのは「第六夜」。

運慶が護国寺の山門で仁王を刻んでいるという評判だから、散歩ながら行って見ると、自分より先にもう大勢集まって、しきりに下馬評をやっていた。【中略】

自分はどうして今時分まで運慶が生きているのかなと思った。どうも不思議なことがあるものだと考えながら、やはり立って見ていた。

──夏目漱石夢十夜 

運慶とは、運慶・快慶とセットで語られることが多い、鎌倉時代の仏像彫刻師です。

「どうして今時分まで運慶が生きているのかな」と思うってことは、この夢の舞台は主人公にとっての現代、=明治時代ということなんでしょう。

不思議なのは、夢なんでご愛敬。

運慶の仕事を見て、主人公の男は「よくもまあ、あんな器用に彫れるもんだなぁ」と思い、そんなようなことを独り言でつぶやいたんですね。すると、近くにいた男が、

「なに、あれは眉や鼻を鑿(のみ)で作るんじゃない。あの通りの眉や鼻が木の中に埋まっているのを、鑿と槌(つち)の力で掘り出すまでだ。まるで土の中から石を掘り出すようなものだから決して間違うはずはない」と言った。

──夏目漱石夢十夜 

運慶大先生、とんだ濡れ衣(笑)

渋い顔でカンカン鑿と槌を振るってるけど、周りの木くずがポロポロ落ちて、なかにある立派な仏像がジャジャーンと勝手に登場するってことでしょ??

んなもん、誰でもできんじゃねぇか!! って思うじゃん??

主人公の男も思っちゃったんだよね。

自分はこの時始めて彫刻とはそんなものかと思い出した。はたしてそうならだれにでも出来ることだと思い出した。それで急に自分も仁王が彫ってみたくなったから見物をやめて早速家へ帰った。

──夏目漱石夢十夜 

で、薪にしようと思ってとっといた手頃な木を、運慶よろしく鑿と槌でカンカンやってみるワケですよ。

自分は一番大きいのを選んで、勢いよく彫り始めてみたが、不幸にして、仁王は見当たらなかった。その次のにも運悪く掘り当てることが出来なかった。三番目のにも仁王はいなかった。自分は積んである薪を片っ端から彫ってみたが、どれもこれも仁王を蔵(かく)しているのはなかった。ついに明治の木には到底仁王は埋まっていないものだと悟った。

──夏目漱石夢十夜 

ちゃんちゃん♪♪ おあとがよろしいようで。

……あれ?? 落語かな??(笑)

しかし、話の運びといい、オチといい、非常に落語的ではございませんか。人から聞きかじったことを実践しようとして、失敗するいつものアレです。

なんなら、落語的なセリフが頭のなかで再現されました。

 

「へえ、そうかい。仁王ってもんはそんな簡単に彫れるもんかね、そいつぁ俺でも彫れそうじゃねぇか! よしっ、一丁やってみようかね!」

 

……なんてんで、なぜか主人公が町人風になっちゃったんだけど(笑)

漱石先生も、確か落語が好きだったんですよね。

ドラえもん』でおなじみの、藤子・F・不二雄先生も落語が好き。

 

私が幼い頃から大好きで、繰り返し読んできたような先生たちは、みんな落語が好きなようです。

大学1年の頃、私が落語研究会に入ったのは、完っ全になんとなくで、それまで落語に触れたこともほとんどなかったんだけど、落研へ入ったあと、漱石先生も藤子先生も落語が好きだということを初めて知って、妙に感動したもんです。

私と漱石先生、藤子先生はまったくの他人で、漱石先生とは生きてる時代も違うのに、先生方の作品のなかに脈々と流れる「何かしら」が、私に影響を与えてくれていたのかなぁ、と。

非常におこがましい話ではありますが、

 

感性の遺伝

 

……というものが、この世にはあるのかもしれません。

私には1mm程度でも遺伝していればいいほうくらいの、非常に乏しい感性と才能ではありますが、それでもなぜか落語に惹かれ、落語に出会い、その数年後、落語研究会を舞台にした作品に携わり、初めての小説まで出版することができたんだから、すごくすごく、ありがたい話だなぁと思うんです。

未だに、日本の話芸に惹かれるのも、漱石先生と藤子先生のおかげなんだろうなぁ。

自分の好きな人、好きなものから感性が遺伝する。

「好き」を増やすことは、自分の感性を育てることにもなるのでしょう。

やっぱり「好き」は無敵だ

 

あっ、ご興味のある方は『せんおち―千早大落語研究会物語―』を買ってみてね!

https://www.amazon.co.jp/せんおち〜千早大学落語研究会物語〜-山口夢/dp/4801523013/ref=sr_1_15?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E3%81%9B%E3%82%93%E3%81%8A%E3%81%A1&qid=1559227538&s=books&sr=1-15

 

……うんうん、あれ!? また『夢十夜』全然関係ない話になっちゃった(笑)

 

f:id:yumeyamaguchi:20190502211144j:plain

f:id:yumeyamaguchi:20190502211148j:plain

f:id:yumeyamaguchi:20190502211152j:plain

 

毎日恒例の宣伝を挟みまして。

ドラえもん』も、よくよく考えてみれば、非常に落語っぽい話のオンパレードですよね。どのエピソードも、ものすごいクオリティの高い小噺って感じがする。

道具にも落語を参考にしたものが多いっていうのは有名な話だと思うんだけど、それはまたいずれ。

www.yumeyamaguchi.com