山口夢Official Blog

物書き(小説家・シナリオライター)の山口夢です。

とあるシナリオライター流資料の読み方(と、お勉強の方法)

私は職業柄、本をよく読みます。要するに、作品を書くための材料を集め、それを学び、吸収し、自分のものにして、新たな作品を生み出すのです。

 

ひとつの作品のために、なん十冊と読むこともザラ。

そんな私が資料を読む時の方法がこちら。

blog.yumeyamaguchi.com

必ず資料を2度読むんですね。

1度目はザッと内容を把握して、気になったところにすべて付箋を貼る。

2度目は、付箋の貼られた場所をもう1度重点的に読み返して、しっかり頭へ叩き込む。

 

……これで、だいたいの情報を覚えることができます。

なんでも繰り返しが大事ですね。

 

私は、ここ2~3年、英語・韓国語・中国語を勉強しているのですが、それも単純に、永遠に繰り返しの作業です。

同じ語学アプリを頭から終わりまで、それこそ3年間、毎日飽きもせず繰り返してプレイしているだけなんですよ。もはや勉強とは言えないレベルの短い復習ですが、単語も例文も、すらすら暗記して言えるくらいになってきました。

そもそも、語学ってそういうものですよね。

赤ちゃんが言葉を覚えるためには、身近な大人たちの話を繰り返し聞いて、覚えて、自分のものにしていく。

新しい語学を学ぶ時も、まずは赤ちゃんの気分で。繰り返し繰り返し同じフレーズを聞いて、ものにして、自分が話せるようになることを目指す──

人間の段階的な成長を勉強にも当てはめて、ちょっとずつちょっとずーつ成長している次第です。

 

新しい何かを学ぶのは楽しい。

それが作品に必要な資料でも、外国語でもなんでも。

自分のなかに取り込んだ知識は、たとえ今すぐ役に立たなくても、いつか必ず、どこかのタイミングで花開いて、創作に役立ってくれると信じています。

勉強は種まきです。脳みそに種をまいていく作業です。

どんな色で、どんな形の花が咲くのかこうご期待。勉強には夢があっていいですね。

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by ギノ

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もしも編集部から修正を食らったら(私的心構え)

間に合いました〜〜〜、〆切。

 

1週間で3本ある〆切のうちの2本目、無事提出です。

そして、明日からの3日間が『そも恋』16話の丸ごと修正でございます。

 

久々に食らいました、結構な量の修正(笑)もういっそ全部直した方が早いレベル。

 

我々『そも恋』チームは非常に優秀で(※自画自賛)、〆切をキッチリ守り続けた結果、1ヶ月まるっと修正に充てられるんですね。ありがたい話です。

偉い、過去の自分。〆切守って偉い。

 

も〜〜〜〜、第16話にイマイチという判定を下した皆の衆、覚悟しておけよ!! 絶対に「山口さん、さすがです」と平伏すような第2稿を叩きつけてやるからな!!!!

 

……山口の8割は負けん気で構成されています。別に本気で怒ってるワケじゃないんだけど、こうやってみずからを鼓舞すると、1枚も2枚も壁を越えられる気がするのです。

残りの1割は美味しいお酒、もう1割は美味しいご飯、プラス2割が自担の可愛さ。

 

私は常に12割、120%で生きてるんで(笑)人生全力でございます。

 

今回のように修正を食らった時のモットーは、

 

「1度修正を受け入れたら、修正前よりも格段にいい物を提出して、有無を言わせず先方を納得させる」

 

……です。

きちんと作品で殴り返します。(※常に表現がバイオレンス)

 

さて、明日からの3日間。気張るぞ。

皆さんも、ワタクシ渾身の『そも恋』第16話、楽しみにしていて下さいね。

ここでこんな宣言しちゃったら、震えるほどの神回にしなきゃいけないでしょ。

 

クリエイターなんてみんなドMだからね、自分を追い込むの大好き♡♡♡

 

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【再々々々々々々々々々々々々々々掲】なんだけど【みんな読もうよ】

 

昨日からの1週間で、〆切が3本。

2、3日おきに〆切があります。

昨日1本上げたのに、また明日〆切です。

皆様には、宣伝を見ておいていただきたく思います。よろぴこ。

 

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☆ゲーム☆

『うっかり探偵の大正事件録(仮)』

キャラクターデザイン:飯田せりこ

(カラメルカラム、2019年配信予定)


うっかり探偵の大正事件録(仮) プロト版ティザームービー

『NEWSに恋して』GREE.Inc、2018年~)

newsnikoi.jp

『ラブセン~V6と秘密の恋~』(CYBIRD、~2016年)

and more...

 

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☆漫画☆

『そもそも恋は欲だらけ』

作画:茶緒

双葉社・めちゃコミック、2018年~)

sp.comics.mecha.cc

www.cmoa.jp

booklive.jp

renta.papy.co.jp

and more...

 

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☆書籍☆

『せんおち―千早大落語研究会物語―』

絵:上原た壱

パラダイム出版、2016年)

www.amazon.co.jp

明治日本の産業革命遺産

監修:金谷俊一郎

(アントレックス、2015年)

『ヤマノテロマンチカ』

絵:シロジ

(電書館、2013年)

and more...

 

 

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今週のお題「好きな漫画」

朝ドラ『スカーレット』から考察する、同業者夫婦の苦悩について

NHK朝の連続テレビ小説『スカーレット』、毎朝大変楽しく拝見しております。

(※起きれなかった日は、昼観てるけど)

 

『スカーレット』の詳しいあらすじは、こちらからどうぞ。

www.nhk.or.jp

主人公・喜美子は、のちに夫となる八郎から陶芸を教わり、今ではすっかりクリエイター夫婦となっております。しかも、「陶芸家」というまったくの同業。

 

私ね、この年(※33歳:小声)にもなると、周囲の友人たちから「夢ちゃん、同業者と結婚したらどう!?」なんてことをよく言われます。ま、余計なお世話なんだけど。

そういった話を振られた時、

「まったくの同業(※物書き)は絶対に嫌」

と、私が頑なに拒否る理由が、朝ドラ『スカーレット』では存分に描かれています。

 

「私が頑なに拒否る理由」

 

それは、たとえばライター同士で結婚した場合、「同じくらいの知名度」「同じくらいの収入」から関係が始まり、「同じくらいの速度」で売れて、「同じくらいのタイミング」で爆発的なヒットを飛ばし、「同じくらいの制作スピード」で作品を発表して、それもまた「同じくらいの売上」を叩き出さない限り、関係を継続させるのが、難しいと思うから。

クリエイターは、ひとりの人間である前に、結局はクリエイターであることが多い。

たとえ相手が伴侶でも、近い場所にいればいるほど、同業者が売れると悔しいもんですよ。……私に伴侶はいないけど(笑)

また、目が届くところに、上り調子の人間がいるのもつらい。

自分がまったく書けない時に、隣でサクサク書かれたらもう気が狂う。

しかも、夫婦だと24時間顔を突き合わせなきゃいけないワケじゃないですか。まさに地獄。

 

今現在の『スカーレット』が、実際そんなような状況ですね。

創作に行き詰まる夫・八郎と、才能に溢れて伸びしろのある妻・喜美子。

毎朝観ていると、「あああああああ」と頭を抱えています(笑)

 

これね、喜美子と八郎が、同じクリエイターでも、ジャンルが違ったらまだ楽だと思うんですよ。

 

話は少し違うんですけど、私の仕事を長年サポートして下さっているマネージメントのMさんは、自身も作曲家なんですね。

で、この方は私のスケジュール管理やギャラ交渉、営業を担ってくれていますが、私が書いた作品の内容に、あれこれ言うことはありません。

「俺、シナリオはよく分かんないから、中継役しかできないんだよね」

ずっとこのスタンス。これがありがたい。

 

また別の方──まったく同業種の物書き──の方を通して仕事をしたこともあるのですが、こっちはまあいけなかった。

「こんなんじゃ編集部に出せないよ、書き直し」「そういう意識じゃ売れないね、考えを改めないと」「俺は面白いと思わない」

……と、ダメ出しのオンパレード。

確かに私も新人だったし、ダメ出しのなかにはありがたいお言葉もありましたが、いざ出版社に提出してみると、修正前に戻す等、二度手間三度手間の繰り返し。

「とりあえず、まずは出版社に出してもらえませんか?」

なんて頼んでみても、この方を納得させないと先へ進ませてもらえない。でも、出版社でも修正が掛かる。永遠に終わらない修正ループ。

しんどかった。マジでしんどかった。

 

でもね、これ、この方がどうこうって言うより、人間って、自分が詳しいジャンルには、どうしても口を出したくなる生き物なんですよ。

下手に知識がある分、どうしてもね。あーだこーだ言いたくなる。

だからね、私とマネージメントさんの距離感くらいがちょうどいいと思うんです。

 

お互い、同じクリエイターとして、ある程度の気持ちは分かりながら、創作の肝の部分はあえて理解せず、下手なアドバイスができない位置にいるくらいがたぶん最高(笑)

 

結局、この仕事は行き詰まった時に隣で寄り添ってもらっても、背中をさすってもらっても、話を聞いてもらっても、ご飯を作ってもらっても、実際に創作へ向き合って、作品を完成させるのは自分自身ですからね。

確かにどれもありがたい。特にご飯はありがたいけども。

「ああしたほうがいいんじゃない?」「こうしたほうがいいんじゃない?」というアドバイスは、得てして役に立たないほうが多い。

むしろ、書いてる隣でサンバ踊られるようなもんです。マジで邪魔みがヤバみ。

 

もちろん、世の中にはまったくの同業者でご結婚されている方たちもたくさんいらっしゃいます。

でも、私は自分の器が小さいことを知ってるので。

身近な同業者がパーンッと売れたら、急激に調子が上がったら。

もだえるほどに悔しいし、妬くし嘆くし悩むし叫ぶし、たぶんこの仕事を辞めたくなって、1度は何故か踊り狂う、はず(笑)

だから、私はまったくの同業者を伴侶に選ぶ選択肢がない。

 

っていうか、そもそも物書きは外に出ないから出会わない。

物書き同士が顔を合わせるなんて、それこそ奇跡レベルです(笑)ツチノコと河童の対面みたいなもん。伝説 vs 伝説。Sレア vs Sレア。

 

喜美ちゃんも、いろんな種類のクリエイターに触れ合っていたら、八郎に対する接し方も違ったかもね。喜美ちゃん自身も、師匠のフカ先生やお弟子さんたちも、創作を心から楽しんで、行き詰まらない(※行き詰まったことを表に出さない)人たちばかりだったもんね。

行き詰まりの解決策も分からないよね。

 

私も、たまには同業種と交流を深めて見分を広げなくては……ツチノコ、街へ出る。

明日の朝も楽しみです。

 

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健康優良児系クリエイターも、たまには徹夜をするのです

昨日書きました件で、

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山口さん、今晩徹夜決定です。

 

徹夜しなくても間に合うとは思うんですけどねぇ~~~~、万が一間に合わなかった時を考えて、ちゃきちゃき書いてからぐっすり眠ろうと思います。

しかし、昨晩も午前3時過ぎまで作業をしていて、ようやくうとうとしたところで震度3の地震に見舞われ、ほとんど眠れておりません。

正直、書き終わるまで起きていられる自信がない。地震のせいで自信がない。

 

……くだらないこと言ってないで(笑)仕事に戻ります。 

 

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ゲームのシナリオライターや漫画原作者になるための第1歩は──

ありがたいことに、漫画とかゲームとか小説とか、多岐に渡って、さまざまなジャンルのストーリーを執筆させていただいております。

本日より3日間は、まったく新しいジャンルの短編をお試しで書くことになりました。

 

いわゆる「トライアル」というヤツですね。

 

私のようにフリーランスのライターは、取引先から新しいお仕事をいただく時、「トライアル」という名の採用試験を受けることがよくあります。

物語の構成ができるか、正しい日本語を使えるか、魅力ある文章を書けるか……等を、実際のシナリオを執筆して、先方に判断していただくのです。

久々のトライアル。

一から作品の世界観を取り込むのは大変だし、キャラを覚えるのもひと苦労。なおかつ先方の求める一定ライン以上のクオリティを叩き出して、合格を目指す──時には、同時に複数のライターがトライアルを受けている場合もあり、その他のライターから頭ひとつ抜けるようなシナリオを書かねばならないのです。

いやぁ、仕事ひとついただくのは簡単なことじゃないですね。

 

しかし、それにしても、トライアル楽しい。

 

漫画連載の原作執筆も、もちろん楽しいですよ?? でもね、連載というのは続きモノですから。時には行き詰まることもあるし、終わりのない果てしない旅を続けているような気分にもなります。

そんな折、トライアルのような短編を執筆させていただけるのは、いい息抜きになる。

こういった言い方は語弊があるかもしれませんが、ある意味「無責任」に執筆ができて、とっても楽しい。書き放題書いて失敗しても、仕事のチャンスがひとつ減るだけですからね(笑)

困るけど。仕事、すごく欲しいけど(笑)

 

ま、受かるも落ちるも自分次第。ならばいっそ楽しく書いて、私なりに最高の1本を先方へお届けするつもりです。

未だかつて書いたことのないジャンルでもあるので、受かっても落ちても、きっといい経験になり、また新たな作品を生み出すことができると信じています。

落ちたら困るけど。仕事、すごく欲しいけど(笑)

 

たとえば、あなたがゲームやネット記事系のライターになりたいなら、そういった専門サイトで条件に見合う仕事を探し、トライアルを受けることをオススメします。

漫画の原作は、さすがにトライアルってないんだけどね。

原作者になりたい方は、連載の企画書や1話目のシナリオを、出版社や編集プロダクションに持ち込んでみましょう。連載が実現するまで、だいたい1年ほど掛かりますが、漫画の原作者ってのも、なかなか楽しい仕事ですよ。

 

さて、私はそろそろトライアルの構成に戻ります。

「これで落ちたら仕方ない!」という渾身の1本を提出して、どんな結果になっても悔いなくいられるようにするつもりです。

も~~~~、落ちた時の伏線めっちゃ張るじゃーーーーん(笑)

 

……なんつて。

今回のトライアルはラブストーリーなんですが、テーマは「トキメキを束にして往復ビンタする気持ちで書く!!」です。

殺伐(笑)

 

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令和2年も勢いよくブチ上がる予定の漫画です、よろしくどうぞ

皆様、『そもそも恋は欲だらけ』ご購入いただいてますか??

 

独占先行配信中の「めちゃコミック」さんでは、第13話。

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sp.comics.mecha.cc

 

その他の配信サイトさんでは第7話まで配信されております。

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www.cmoa.jp

booklive.jp

renta.papy.co.jp

comic.k-manga.jp

 

すごいですよね、第7話のサブタイトルが「そもそも恋は」、第13話のサブタイトルが「欲だらけ」なんですよ。

合わせて『そもそも恋は欲だらけ』

いやぁ、もう読むしかないですよね、だってちょうどいいし(?)

 

令和2年も始まりまして、今年も『そも恋』を勢いよく盛り上げていこうと思って参りますので、皆様にもお力をお貸しいただきたく存じます。

第7話までしか読んでない皆様、第13話まで、息もつかせぬような怒涛の展開です。楽しみにしていてください。

また、第13話まで読了されている皆様、現状、第16話のシナリオを修正中です。こちらも必ず面白いものに仕上げることをお約束いたしますので、ぜひ楽しみにしていてください。

 

『そもそも恋は欲だらけ』『そもそも恋は欲だらけ』、皆様、よろしくお願い致します。(選挙かな??)

 

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