山口夢Official Blog

物書き(小説家・シナリオライター)の山口夢です。

今日そこにあった小さな幸せの話(後半はほとんどカレーの話)

「山口さんにとって、幸せってなんですか??」

 

最近仲良くなったお友だちに、LINEで急にこんなことを聞かれました。

人が何に幸せを感じるか、そこに興味があるんだって。

集めてんのかな、人の幸せエピソード。

ちょっと変わってるような気がするけど、趣味だとしたら、素敵な趣味だよね。

 

で、ちょろっとだけ考えて返信したんだけど、私の幸せは、

 

「面白い作品を書くこと、書かせていただける場所があること、私の書いたものをたくさんの人が楽しんでくれること」

 

仕事のことしかない。

 

やだ~~~~、これ仕事でつまづいたら一巻の終わりになるヤツじゃないですか~~~~~~どうしよう……。

と、思ったんですけど、私のこれ↑↑は大きな幸せであって、割と小さな幸せはいっぱい感じてるんですよね。

そのことを、夕方のお散歩をしながら気づいて。

 

好きな音楽を聴いている時。

今日の夕飯、何にしよっかなぁ~って考えてる時。

野良猫に「猫だ!」って言ったら、ぴゅーっと逃げられた時。

和菓子屋さんの店先で、その店のおばあちゃんがうちわ片手に休んでた時。

おじいちゃんとお孫さんふたりが、道端でキャッチボールをしてた時。

空の色が刻々と変化していくのを見ている時。

ひき肉が2割引きだった時。

近所に咲いてる甘い香りの大好きな花が、そろそろ完全に枯れてしまう時。

日が長くなったことに気づいた時。

 

もっとあった。もっとあったけど、一旦このくらいで。

でも、小さな幸せって、案外あちこちに転がっているなぁと思うのです。

美味しいご飯を食べている時も、美味しいお酒を飲んでいる時も、ひとり旅で知らない土地へ行って、知らない人と喋っている時も幸せだよ。

ぐっすり寝てる時も幸せ。

 

あのね、今日も1日幸せだったんだ。

ご飯も超~~~~美味しくできたし。見て見て。

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ピーマンとナスのドライカレー作ったんですよ。お腹いっぱい。

これがまた3分の1くらい余ってるんで、明日パン買ってきてカレーパンにしようと思います。とろけるチーズものせちゃおっかな。

ひき肉もピーマンも余ってるから、ピーマンの肉詰めも作るつもり。

 

あーあ、明日もきっと幸せだ。

だって、カレーあるし。もうカレーあるだけで幸せじゃん。

カレーに含まれているスパイスって、食べたら幸せになれるホルモンを出すって話だし。現に今幸せだし。

 

頑張ろう、明日も。頑張って書こう。

小さな幸せを集めて、大きな幸せに向かう元気にするのです。

書くのだ!!

 

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毎日恒例の宣伝を挟みまして。

明日から一気に『そもそも恋は欲だらけ』の第11話を書き上げてしまおうと思います。

溜まってるアイデアも、どんどん形にするのです。

いっそ1回、頭が空っぽになるまでアイデアを出し尽くしたい。

そんなことまで考えちゃうんだから、カレーって偉大だ。(※あれ!? そういう話!?)

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お題「今日の出来事」

脳内麻薬の作り方―川端康成の『雪国』始めました―

トンネルを抜けたら雪国であった。6月だけど。

 

昨晩から、川端康成著『雪国』を読み始めました。まだ途中。

いつも気軽に読める短編ばかりで、もしや『雪国』は未履修では……?? と、思い、例の有名な「トンネルを抜けたら雪国」を抜け、ちょっと先へ足を延ばしてみたところ、やはり読んだ覚えがない。

読書に関する記憶は基本さっぱりだから、もしかすると1度くらいは読んでるのかもしれないけど、それにしたって、こんだけ覚えてないなら読まにゃあいかんという次第。

結果、いつ夏が始まってもおかしくない6月の半ばに、頭は雪が降り始めた真冬の新潟へ──……無事、トンネルを抜けてたどり着くことができました。

 

まだほんの序盤だし、感想文は一旦おあずけ。

じゃあ、全部読んでからブログを書けばいいじゃないの、というご指摘はもっともなんだけど、これだけを言わせて欲しくってね。

川端先生の文章は美しいね震えるほど美しいね

読んでいて「悔しい」とか「羨ましい」という感情が一切沸き起こってこないほど、圧倒的に美しいんだよね。

なのに、読みやすい

比喩を多用すると、回りくどくなり過ぎて、一体全体何を言っているのか分からなくなることも多いけど、川端先生の文章は心にすとんと落ちてくる。

それだけ、一般ピープルの想像力と、比喩的表現にズレがないんだと思う。

赤いものを「赤い」と書かず、別の言葉で表現しているのに、読者が皆一様に同じ「赤」を想像できると言いますか。

すごい(※語彙力)

すごいを通り越して、もはや一種の恐怖すら覚える。

 

以前、川端先生の観察眼が怖いという話はブログに書きましたが、

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観察眼だけではなく、表現力も怖い。人物造形も怖い。全部怖い。(※落語「饅頭怖い」と同じ意味も含む:笑)

本当に、天才を前にして凡人は無力。

川端先生の1%でいいから、うなるような表現力を身につけたいと思う山口です。

 

とにかく、素晴らしい作品の刺激はすごいよ。(※再びの語彙力喪失)(表現力を身につけたい #とは)

昨晩は夜中の2時に布団へ入り、そのあと1時間ほど『雪国』を読んでおりましたが、さくさくさくさく読めてしまい、このまんまでは朝を迎えてしまうため、いったんはしおりを挟みました。

そこからの3時間、まあ眠れないこと眠れないこと。

昨日、変な時間にうとうとしてしまったのを差し引いても、脳があまりの興奮状態で冴えわたっている。

再び本を開いてしまうと、それこそ一睡もしないコースだから、輾転反側、とにかく目を閉じて、心を無に、頭をからっぽに……からっぽに……からっぽになんぞできるかーーーーい!! ということで、結果、

 

昨日、第5話が配信されましたよ、これから第11話のシナリオを書きますよ、とお伝えした『そも恋』なんですけど、

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第11話の構想どころか、第12話の構想までまるっと完成し、今すぐにでも執筆へ入れる状態に。これは来月も含めて超~~~楽な展開。

その他、企画書に起こそうと思っていた漫画のアイデア2本も、第1話ならシナリオに起こすことができるほど、アイデアが固まってしまいました。

 

こうなってくると、ますます眠れるワケもなくて、朝の6時半にもう1回『雪国』を開くという……(笑)

本日は、ようやく8時近くを迎え、とろとろと浅い眠りを楽しんだのみの2時間未満睡眠でお送りしております。ねっむい!!!!!

でも、一片の悔いなし!!!!!

……きっと麻薬って、摂取するとこんな気分なんでしょうね。こりゃ確かに手を出す人がいるのも分かりますが、私の場合は脳内麻薬が優秀過ぎて、法を犯してまで怪しいお薬を買い求める必要はないようでございます。

そこんとこだけは出来のいい脳みそに、ありがたやありがたや。

……いや、お礼を述べるなら素晴らしい刺激をくださった川端先生の小説に、か。

 

ほんと、脳内麻薬は読書に限る(※落語「目黒のさんま」の語り口で:笑)

 

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毎日恒例の宣伝を挟みまして。

ところで、私は川端先生の作品を読むにつけ、ほのかな女性成分を感じずにはおれないのだけど、皆さんはどうなんだろうか。

同じ女性でも、私がたびたび話題に出す谷崎先生の描く女性は、「あくまでも男性目線から見た、(少々偏ってはいるけれど)理想の女性」で、川端先生の描く女性は「女性も『分かる』とうなずかざるを得ない女性らしい女性」……的な??

批判を受ける覚悟で、もうちょっと分かりやすく言ってしまうと、

谷崎作品の女性は「男性向け萌えアニメのヒロイン」で、川端作品の女性は「女性向け漫画のヒロイン」って感じがする。

男性向けのアニメでよくあるじゃん?? 主人公の少年が、気が強くて変わり者のヒロインに振り回されるような超展開。谷崎作品はそういう傾向。

これが女性向けの恋愛漫画になると、主人公はもうちょっと大人しいんだけど、こう……心の奥深くに本音を隠していて、それをふとした拍子にポロッと静かに表へ出す、みたいな。

女性向け漫画のなかでも、少女漫画じゃないね。実話寄りのリアリティがある漫画だね??

 

この話、どっちがどうでいいとか悪いではなく、目指す作品の方向性がそもそも違うっていう結論で……だって、川端先生も谷崎先生も、どっちも好きだし。

本当に、発想の段階からベクトルが違う。

私もいろんな作品に携わってきたけれど、男性向けと女性向けって、キャラ設定、物語の運び方、魅せ方、すべてにおいて別物なんだよね、っていうのは、また今度。別の機会に。

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某漫画サイトで総合週間ランキング3位をいただきました!!

そんな3位をいただいた漫画の最新第5話が、本日配信となりま~~~す!!!(※タイトルからの流れるような宣伝)

 

ちなみに、総合週間ランキング第3位をいただいたのは、アクセスBOOKSさん。

アクセスBOOKSさんでも、最新第5話の配信が始まっておりますので、アクセスBOOKSユーザーの皆様におかれましては、第5話もご購入いただきまして、ランキングのほうを2位とか……1位とか(ボソッ)……に押し上げてくださると、原作者が泣いてよろこびます!!

 

ちなみに、第5話の表紙はこんな感じ。

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独占先行配信中の「めちゃコミック」さんでは、4月末配信だったため、

sp.comics.mecha.cc

主人公のふたり―紅葉・泰輔―が、新入社員時代の初々しい姿で登場しています。

可愛いですねぇ、さすが作画の茶緒先生。いつもキャラクターを魅力的に描いてくださいます。

今では、「男を金で選ぶ女」「女をカラダで選ぶ男」という、クズ同士のふたりですが、こんなに可愛い頃もあっ──……いや、割とこの頃からクズの片りんは十分にあったのかもしれない。

……と、いうのは、5話から先を読んでいただくといずれ分かるんで!!(※再び流れるような宣伝)

 

つまりは、己の欲望優先でパートナーを選ぶふたりが、その欲望をひた隠しにして、運命の出会いをしちゃったら……?? という、ある意味両片想い、すれ違い系のラブストーリーです。

 

まあでも、このブログを初めて訪れてくださった方に言っておくと、『そもそも恋は欲だらけ』は、原作者的に9割ギャグ漫画だと思って書いております

茶緒先生は違う認識かもしれないけど(笑)

とにかく、笑いあり笑いあり笑いあり(ときどきラブあり)なんで、絵は完全に女性向けですが、男性も楽しめる作品になっているはずです。

先ほど引用したTwitterにも書いたとおり、

 

頼むっ、このまんまじわじわ流行ってくれ……!!

 

「じわじわ」ってつけるところに、イマイチ押しが強くない感じが出ちゃってるでしょ??(笑)自分で言うな、って話だけど。

でも、ほんと、じわじわ流行って欲しいです。

 

最後に、ちゃんと宣伝を(笑)

今回は、前述のアクセスBOOKSさんを始め、LINEマンガさんやコミックシーモアさん、Amazonさん等、めちゃコミックさん以外の配信サイトにて、最新第5話の更新となっております。

そこのところ、お間違えのなきように。

めちゃコミックさんは、現在第6話。

皆さんお気に入りの漫画配信サイトさんで、『そも恋』を楽しんでくださいね!!

 

……あっ、そうそう。もうひとつ、これ言っとかなきゃ。

めちゃコミックさんで配信になった時も繰り返しお伝えしましたが、

第5話、めちゃくちゃ私のお気に入りの回なんで。

読んでね!!

さらに言っておくと、

第6話は、担当編集さんのお気に入りです

来月も読んでね(笑)

 

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毎日恒例の宣伝を挟みまして。

現在の作業状況といたしましては、シナリオは第10話まで、線画は第9話まで、ゲラは第8話まで上がっております!!

なんの滞りもなく、スムーズに作業が進められていく優秀な作品です(笑)

私は来週中に第11話のシナリオを上げるよ!!

皆さんに、そこまでもその先も楽しく読んでいただけるよう、精一杯のギャグ(と、少しのラブ)を書きますね!!

どうか、じわじわ流行らせてやってください!!

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ド変態 vs ストーカーの大決闘―谷崎潤一郎『続悪魔』―

みんな、変態好きね~~~~!?(※昨日~本日のアクセス数参照)

 

昨日のブログ、あんだけ閲覧注意だって言ったのに。

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……で、昨日の夜に読みましたよ、『続悪魔』。今でいうところの上下巻の「下」を。

上巻が引くほどアレだったから、読む前に結構気合いを入れたんですけど……

 

『続悪魔』、変態性消え失せてた~~~~ッ!!!

 

ふつーーーで、ふつーーーに面白かったです。面白くて一気読みでした。

っていうか、上巻の最後だけ、どうしてああなったんだろう(笑)

さらに「っていうか」、『続悪魔』を読んでみたところ、上巻の最後の変態行為に全部印象を持ってかれて、下巻に必要な要素をまったく解説していないことに気づきました。

何をやっているんだろうか(笑)

ライターとして自分のことをどうかと思いながら、『続悪魔』の感想文もちょろっと書きたいと思います。

 

今日は、閲覧注意でもなんでもないよ!!!

 

さて、昨日からの繰り返しになりますが、『悪魔』『続悪魔』の主人公は佐伯くん。

大学入学を機に名古屋から東京へ出てきて、叔母さんの家に居候中。その家の娘・照子のことが気になるやら気にならないやらで、『悪魔』のラストでとんでもない変態行為に及びます。

その詳細は、昨日のブログをチェックしてね。

ここで、いろいろ解説し忘れていた重要事項を順に挙げていくと、まず、佐伯くんは神経衰弱──今でいうところのうつ病のような状態で、大学にもほとんど通ってはおりません。日がな一日、2階の自室にこもりっきり。

強迫観念も非常に強く、何かにつけて怯えたり、またその逆で、急に自信がみなぎって、横柄な態度に出たりします。

この作品を執筆する直前まで、作者の谷崎先生自体が神経衰弱にやられていたらしく、その描写は非常に詳細で、リアリティに満ちています。

要するに、心身ともにとても不健康。

 

そして、ここに重要な人物がひとり。鈴木くんです。

鈴木くんは叔母の家に暮らしている書生で、亡くなった叔父が目をかけていた男であり、将来的には照子ちゃんの婿にする約束になっているんだかいないんだか。とにかく、鈴木くんはそのつもりで書生をやっております。

この鈴木くんが、またヤバい(笑)

照子ちゃんへの執着がものすごく、正直あまりにも気持ちが悪いため、以前に1度、叔母さんのほうから暇を出されているのですが、

「その時なんざ、私たち親子を恨んで、毎日々々刃物を懐にして、家の周囲をうろついてるッて騒ぎなんだろう。まあ私たちがどんなに酷いことでもしたようで世間体が悪いじゃないか。家へ入れてやらなければ、火附けぐらいはしかねないし、仕方がないから、又引き取ってやったぁね」

──谷崎潤一郎『悪魔』 

鈴木くん、ストーカーじゃん。

まごうことなきストーカーじゃん。今なら通報一発でお縄の案件じゃん。

 

昨日もちょろっと引用しましたが、以前ブログにも書いた二葉亭四迷先生の『浮雲』も、主人公の文三くんにストーカーの気があったし、

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罪にならないだけで、ストーカーおよびストーカー思考の輩って、昔々からいたんだなぁと思わされました。

よく「おっかない時代になった」とか「変な犯罪が増えた」って話をする人がおりますが、時代が変わったからといって、急に犯罪の質が変わるワケではなく、世間がそれを「罪」だと認識したというだけのことなんでしょうね。

「罪」になれば報道もされるし、広く世間にも知られることになる。

ストーカーだって、以前はただの痴話喧嘩だったはず。

多くの尊い命が奪われたのは非常に悲しい出来事ではありましたが、ストーカー規制法が成立、施行されたことは、大いなる革命であったと考えます。

 

……

…………

………………

 

……あれ?? なんだか真面目な話になっちゃった。

ふざけてるのが、唯一の私の持ち味なのに(笑)

まあいいや、話を『続悪魔』に戻しましょう。

 

正直、『続悪魔』の主人公は完全に鈴木くん。

すでに照子ちゃんの婚約者気取りの鈴木くんは、佐伯と照子に関係ができると(※結局できた)、それを「姦通(=今でいう浮気や不倫)」だと罵り、佐伯に対し、「照子と関係を絶ち、この家を出て行け」と迫ります。

もうね、佐伯の前では「照子」呼びだから。

マウンティングがひどい。婚約者気取りどころか、もはや夫気取りだよね。

でも、いるよね、こういう人。いわゆる勘違い野郎という部類なんだろうけど、頭のなかで悶々と考えているうちに、勘違いが勝手に10歩も20歩も先へ行っちゃって、それがいつの間にか本人にとっては真実になっちゃう、ってヤツ。

この前も似たような人がいたよ、1回なんとなく酒飲みに行ったら、その日から「夢はさぁ~」って、急に「俺全部知ってる」感出してきた人。

誰だよ親友かよッ、10歩も20歩も先行ったなぁ、おいッ!!! 距離の取り方下手くそかッ……を、マイルドにしてオブラートに二重三重でくるんでお伝えしたところ、見事に既読スルーです(笑)

ガラスのハートかッ!!!

 

おっと、閑話休題。今日は話があっちこっちに飛んでよくないですね。

 

とにかく、佐伯は鈴木から要求を出されたけど、照子ちゃんの後押しもあり、その要求をうっちゃらかしておくことに。

この照子ちゃんって女はすごいよ。

ひとつ屋根の下にド変態のいとことストーカーの書生を住まわせながら、どちらも下に見て、2人を2人ともいいように振り回すんだから。

これは『痴人の愛』を読んでも分かるとおり、谷崎先生の好みなんでしょうね。

男は女性の魅力にあらがえず、結局はその下僕になるという……ある意味、女性としてはスカッとする展開なのに、ナオミにしろ照子にしろ、女もいけ好かない女なのは一体どうしてなんだろうか(笑)

 

それはまた今度研究するとして、佐伯くんが出て行かないと知った鈴木くん、どうするのかと思いきや、自分が家を出て行きました

いや、なんでだよッ!!

……と、ツッコミたくなりますが、そこはそれ、鈴木くんだから。

しばらく経つとこーっそり戻ってきておりまして、

彼(佐伯)は庭下駄を穿いて、便所の蔭へ歩いて行ったが、中途で蜘蛛の巣に襟を掠(かす)められた。

見ると鈴木は、じめじめした掃除口の闇にうずくまって、羽目へぺッたり背中を押しつけ、雨蛙のようにどんよりと、眠るが如く控えている。 

──谷崎潤一郎『続悪魔』

よりによって場所!!! 便所の蔭てッ!!!(妙に似合うけど)

このあと、3ページのうちにド変態 vs ストーカーの一騎打ちが演じられるんですけれども、ラストは是非ご自分の目で確かめていただきたい。

ついさっきまでビクビクしていたはずの佐伯くんが、妙に自信を回復して挑発するもんだから、大変なラストになっております。

 

……にしても、『続悪魔』のラストを読むには、『悪魔』も読まなきゃならないのよね……あの変態的なアレを……。

ところで、『悪魔』ではキーアイテムだったハンカチどこ行ったの??『続悪魔』では1回も出て来なかったんだけど(笑)

じゃあ、あの変態行為は必要なかったんじゃないかなぁ~~~……とも思いますが、とりあえずはメガトン級のインパクトを残すことには成功してるんで、あのくだりも必要っちゃ必要だったのかも。

いや、それにしても気になるわ。

「君のハンカチどこ行った??」って、なんか今やってるドラマのタイトルみたいだけど、結局捨てたんかな??

谷崎先生には1回草場の蔭から出てきていただいて、そこだけ教えて欲しいわぁ。

 

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毎日恒例の宣伝を挟みまして。

ところで、その②。

『悪魔』というタイトルなんですが、それは『続悪魔』で、佐伯と照子が関係を持つ直前、これでもかと誘惑してくる照子に対し、佐伯が、

 「悪魔! 悪魔!」

【中略】

「照ちゃん、君は物好きに己を殺すんだ。己を気狂(きちが)いにさせるんだ。……女と云う奴は、みんなこう云う風にして、男を片っ端から腐らせるんだ」

──谷崎潤一郎『続悪魔』

と、言うところに由来しています。

このあとで抱く男も、抱かれる女もすごいよね(笑)

でも、妙な色気がある。Sっ気のある女性は、言われたらたまらんのかもしらん。

こんなセリフを書ける谷崎先生が、やっぱりいちばんの悪魔だよ。って、オチなんじゃない??

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変態も行き過ぎるとさすがに引く―谷崎潤一郎『悪魔』―

さすがの私(?)も、この変態には軽くドン引きだな、って話で。

 

痴人の愛』を読んで以降、

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全集に掲載されている谷崎潤一郎先生の短編をちまちま読んでいるワケなんですけれども。

いやぁ、谷崎先生のことは以前からド変態だと思っておりましたし(※褒め言葉)、『痴人の愛』を10年ぶりに読み返しまして、その考えをより一層深くしたはずではありましたが、うん……あなどってたわ、谷崎先生のことを。

その作品、タイトルがずばり、

 

『悪魔』

 

やだぁ……『痴人の愛』のナオミちゃんだって、史上最強の悪魔って感じだったのに……なんてストレートなタイトル……しかし、『悪魔』が書かれたのは明治45年であり、『痴人の愛』より前のこと。

谷崎先生は、つねに新しく強烈な悪魔を生み出していく作家らしい……怖い……。

 

それはさておき、今日もいつものとおり、本文を引用して感想を書いていきたいところなんですけど、あの……割とマジで気持ち悪いから、引用するけど、しちゃうんだけど、そこは自己責任で読んでくださいね。

古今東西、フィクション・ノンフィクションに関わらず、ありとあらゆる変態について読んできた私も、「うわっ」って言ったくらいだから(笑)

ほんと、自己責任で。

私にクレームを入れられましても、その……書いたのは谷崎先生なんで(※華麗なる責任転嫁)

いいですか、引用しますよ?? しますからね??

 

……さて、『悪魔』の主人公は佐伯くん。

名古屋から東京へ出てきたばかりの学生で、叔母さんの家に間借りをすることになりました。その家には、年頃の娘がひとり。

……うん、そうだね。

この時代の小説は、どうもこういった設定が多いようです。

ちょっと前に読んだ二葉亭四迷先生の『浮雲』も、似たような設定でした。

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で、お決まりのごとく、その家の娘・照子にうっすら惹かれていく佐伯くん。

そんなある日──佐伯くんの部屋へ遊びに来た照子ちゃんは、風邪を引いておりました。

散々勝手に喋った挙句、佐伯の部屋を出て行く照子ちゃん……は、鼻水をかんだハンカチを、その場に置き忘れて行ったご様子。

(※はいっ、引用するよ!!!)

四つに畳まれた手巾(ハンケチ)は、どす黒い板のように濡れて癒着(くっつ)いて、中を開けると、鼻感冒(かぜ)に特有な臭気が発散した。水洟(みずばな)が滲み透して、くちゃくちゃになった冷たい布を、彼は両手の間に挿(はさ)んでぬるぬると擦ってみたり、ぴしゃりと頬ぺたへ叩き付けたりしていたが、しまいに顰(しか)めッ面をして、犬のようにぺろぺろと舐め始めた。

──谷崎潤一郎『悪魔』 

ごめん、さすがに気持ち悪い

これならまだ、好きな子のリコーダー舐めたり、サドル盗んだりするほうが理解できるよぉぉぉ~~~~……それ以上の、ここには書けないあれやこれや、よりも気持ち悪いよぉぉ……。

おい、佐伯くんよぉ……そのアイテムを後生大事に持ち歩くんじゃないよ、怖いよ……心のなかで「俺には誰にも知らない秘密の楽園があるんだ(※意訳)」とか言ってるよ、やめてよ……。

 

この作品、恐ろしいことに『続悪魔』があり、今でいうところの上下巻に相当するらしいんです……まだ続くの、この物語……やだ……。

とりあえず、今夜続き読むけども……。

怖いよ、谷崎先生。何より、これを27歳の時に書いてることがすげぇ怖いよ。どんな27歳だよ、26歳までに何があったんだよ……。

これ、『痴人の愛』と同様、魅力あふれる照子ちゃんが「悪魔」ってことなんだろうけど、今のところ佐伯くんのほうが悪魔感ある……悪魔に魅せられた人間も悪魔になるってことなのかなぁ……いや、ゾンビか。

 

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毎日恒例の宣伝を挟みまして。

この全集、巻末に井上靖先生による解説がついてるんですけど、『悪魔』『続悪魔』についての解説の最後に、こんなことが書かれていました。

作者はかなり書きにくい題材を強引に捻じ伏せている感じで、その執拗さがある初々しさで作品全体から感じとられる。

──井上靖谷崎潤一郎Ⅰ』解説 

なんか、私の知ってる初々しさと違う(笑)

井上先生は文体や表現について「初々しい」と述べていることは分かるんですが、中身が中身だけに、初々しいってなんだっけって気分だよ。

どうしてくれんだよ、谷崎先生(笑)

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知識は天然のミステリーである―東京都美術館・クリムト展②―

昨日のブログ、「このクリムトさんの女ったらしめ!!」みたいな内容に終始してしまって、お前せっかくの「クリムト展」で何を見てきたんだよ、って感じになっちゃったじゃないですか。

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学芸員資格を持ってるとまで言っておいて、昨日のブログで終わりにするのはいかがなもんかなぁと反省致しまして。

今日はちょっと真面目に書こうと思うんですけど……

 

真面目に書くと、アクセス数減るんだよなぁ~~~!!!

 

……まあいいや(笑)

とりあえず、ちょっと真面目に書きますね。

 

画家グスタフ・クリムトが活躍した1900年代のウィーンでは、日本美術が流行していたそうなんです。

博覧会やなんかで、浮世絵を始めとする絵画が多く紹介されたんですね。

日本は江戸末期から国際博覧会へ出品するようになり、ヨーロッパに「ジャポニズム」が広まったということです。

 

少し時代は下りますが、大正時代には日本でも博覧会ブームが起こり、『大正ロマン 東京人の楽しみ』(青木宏一郎著、中央公論新社)によると、

大正時代の三大レジャーは、博覧会に花見、そして映画である。これらには、市民の半数以上(延べ一〇〇万~一〇〇〇万人)が参加または動員されている。

【中略】

博覧会はこの他にも頻繁に開催され、その意味では大正時代は「博覧会の時代」とも言えそうだ。これらのイベントは、官製色が強く多少窮屈なレジャーではあったが、大勢の市民が参加し、人々に遊ぶ機運を盛り上げるという効果があった。

──青木宏一郎『大正ロマン 東京人の楽しみ』 

ってな感じで、博覧会は大人気。

森鴎外の日記にも、家族で博覧会へ出かけたことが頻繁に書かれているようです。

 

……閑話休題。話をグスタフ・クリムトへ戻しましょう。

 

クリムトさんは日本美術にえらく感銘を受け、その作品にも日本美術の影響が色濃く反映されているのです。

たとえば、昨日も載せたこの画像なんですけど、

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いちばん手前の、(これが昨日のメインテーマでしたが)深い関係があった弟の嫁・エミーリエ17歳の肖像

この、クリムトさんが自身で手掛けた額縁を、よ~~~く見ると、梅の枝や笹っぽい植物等、日本らしい絵が描かれているんですね。

 

また、クリムトさんは日本美術を勉強するために、画集を多数所持しておりました。

そのなかの数冊が展示されていて、たまたま開かれていたページに掲載されていたのが、尾形光琳作「燕子花(かきつばた)図」。

……そうなんですよ。このブログへ度々遊びに来てくれている方は分かると思うんですけど、

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つい先々月、根津美術館で観たばっかりなんですよ~~~~!!!

 

それにしても、美術ってすごいよね。

100年前の人と同じものを見て、その、100年前の人が一体何を感じ、どんな作品に昇華したのか、それも知ることができるっていう。

実際、今回のクリムト展のチラシになっている『ユディトⅠ』を見ると、

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金ベースの背景に、濃紺のラインや宝石が散りばめられているんですよね。

モチーフはまったく違いますが、

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色味が似ていて、(この『燕子花図』から影響を受けて描いたかどうか、ハッキリとは分からないけど)クリムトさんが日本美術に傾倒していたことはよく分かる気がしますよね。

 

……やっぱり、知識って面白いなぁと思って。

知識は天然のミステリーなんですよ。

博覧会のことにしたって、私は現在制作中のゲーム『うっかり探偵の大正事件録(仮)』の参考資料として読んだ本に書いてあったんですよ。

あっ、『うっかり探偵』は、これね??

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で、ちょっと前に別の美術展で観た尾形光琳の『燕子花図』が、遠く離れたウィーンの画家・クリムトの美術展で、図録のなかに載っているのを見かけるっていう……。

 

うわぁ~~~~繋がった~~~~的な、快感

 

知識の1個1個が伏線になっていて、その伏線が、なんの前触れもなく回収されていく、作り物のストーリーでは絶対にあり得ない、天然モノのミステリー。

「いやいや、あらかじめウィーンの美術史について予習して行ってたら、日本美術との関係性も分かってたでしょ」と、言う方もいるかと思いますが、それはそれ、予習した場合、予習した時に伏線が繋がって感動するんですよ。

 

世の中のありとあらゆるものは離れ離れの点じゃなくて、すべてが何かしらの線で繋がっているもんなんですね。

これだから本を読むのはやめられないし、もっとたくさんの知識を我が物にしたいなぁと思ってしまうのです。

そして、いつか天然モノに勝るとも劣らないミステリーを書いてみたいもんだぁね。

 

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毎日恒例の宣伝を挟みまして。

大学生の頃、就活のために「適職診断」をおこなうと、必ず「研究者向き」と診断された山口です。

本人としては「クリエイター向き」という結果が出て欲しかったのに、何度やっても、ありとあらゆる診断をやっても、答えはひとつ「研究者」でした(笑)

当時の私は大変プンスカしていたんですが、この知識欲、やっぱり研究者向きだなぁと妙に納得してしまいます。

この仕事で食いっぱぐれたら、学芸員資格をおおいに利用して、どこかの美術館か博物館に雇っていただき、研究者の道へと進む可能性がなきにしもあらず……それもまた面白そうですが、もうしばらくは今の仕事であがいてもがいてをするつもりです。

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「最低」がこだまする美術展―東京都美術館・クリムト展―

先に言っておくと、展示されていた作品自体は大変素晴らしかったんですよ。

じゃあ、何が「最低」だったかっていう話なんですけど。

 

とりあえず、時間は一昨日までさかのぼって、上野鈴本演芸場の夜席に行ったことは、昨日のブログにも書いたじゃないですか。

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……でね??

せっかく上野まで足を運ぶんだし、約束は夕方から。この条件で、美術展のひとつも訪れないなんて言うのは、曲がりなりにも学芸員資格保持者の私といたしましては、あり得ないことなんですよ。

いろんなものを吸収できる時にしておきたい、っていうか。

 

さらに、でね??

国立西洋美術館は現在、企画展がお休み中で、常設展のみ。常設も好きなんだけど、もう何回も行ってるし、いずれ企画展を訪れた折には見て回ることは分かりきってる。

東京国立博物館および国立科学博物館は、ちょろっと行ってサラッと見るには完全に不向きな展示数。どうせ行くなら朝も早よから気合いを入れ、丸1日かけてガッツリ堪能したいんですよ。

 

結果、東京都美術館で開催されているクリムト展―ウィーンと日本1900―」へ。

 

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混んでたね、日曜だったしね。

おまけに、期間限定で学生は無料、音声ガイドが稲垣吾郎さんっていうね、もう「あ~~~~、そりゃ混むわ~~~」っていう条件が揃い過ぎちゃってる。

その割には20分待ちということで、そのくらいなら幼い頃よりゴッホ展に3時間並び(※母親に並ばされ)、つい最近も鳥獣戯画展に3時間以上並んだ私としては余裕余裕。

空いた時間に読む本も持ってるし、鈴本の夜席に間に合うならいいんですよ……ってなワケで、行列へ並ぶことにしました。

 

今回の「クリムト展」は、1900年代前後にウィーンで活躍した画家グスタフ・クリムトの作品を中心に、同時代のウィーンの画家、また、クリムトの人生を写真や資料で紹介する構成となっております。

この、「人生を振り返る」ところが少々アレでね。

期間限定で学生さんが無料だったせいか、20歳そこそこの若い女性の2人連れがあちらこちらにいて、ほとんどが美大生かなぁ?? 絵を見ながら、専門的なことについて意見を交わしてるんですよ。

非常にアカデミック。

ところが、クリムトの人生を紹介するコーナーに差し掛かった時、解説のボードに、

 

クリムトは生涯結婚しなかったが、14人の子どもがいた」

 

……的なことが書いてあって、それを読んだうら若き女性の2人組が、口々に

「最低」

って(笑)

いやいや、まあまあね、現代日本の感覚に照らし合わせると最低かもしれませんが、当時のウィーンでは婚外子も当たり前かもしれないよ??

……と、なぜか心のなかでクリムト氏をフォローする私(笑)

 

でもね、そこからちょっと先へ行った場所に展示されている写真のコーナーがよくなかった。

 

クリムトがもっとも慕ったのは、弟の妻であった」

 

「最低」

だよねぇ~~~~~っ、これはちょっとフォローしづらいですわ、弟の気持ちを考えると!! まあ、弟はわりに早く死んじゃうんだけど……えっ、ストレスかな……なんて、邪推をしてしまう。

これに加えて、

 

クリムトとエミーリエ(※弟の妻)とはプラトニックな関係とされていたが、近年発見された手紙により、深い関係だということが明らかになった」

 

「最低」

分かる。

そして、展示される実際の手紙。しかも、ハートマークとか描かれてるヤツ。

これは恥ずかしい。死して100年経ったのちに、弟の嫁と交わしたラブレターが発見されるなんて、まさに地獄。クリムトさん、あの世で息してる??(笑)

今ならさしずめ、死んだあとに愛人との浮かれたLINEのやり取りがバラまかれるようなもんでしょう?? 死にたくなるね、死んでるんだけど(笑)

クリムトさんのような有名画家に限らず、私を含めた一般の皆さんにおかれましても、デジタル遺品を残さないように死んでいきましょうね!!!!

今の時代、子孫が面白がってTwitterなんかにアップしちゃうかもしれないから!! 死してなお死にたくなるような気持ちにならないためにも、復元できないレベルで粉々にして死にましょうね!!!!

ほんと~~~~に、滅多なものを残すもんじゃないなと思いましたとさ(笑)

 

もう1度言っておくと、展示されている作品は素晴らしいです。

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1番手前の絵葉書が、弟の妻・エミーリエが17歳の時の肖像。

写真で見たエミーリエは中年の姿だったことを差し引いても、クリムトさん、ちょっと盛って美しく描いていらっしゃるような気がしちゃう(笑)

額縁の絵もクリムト自身が手掛けてるっていうんだから、愛だねぇ……2人の関係性のごにょごにょ……はどうあれ。

 

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毎日恒例の宣伝を挟みまして。

私自身は、「芸」のつく芸術家や芸事を生業にしてる人たちの貞操観念なんて、吹けば飛ぶようなものだと思ってるから、別に不倫をしようが弟の嫁をどうしようが、まあ好きにやったらいいんじゃないかな?? っていう考え方なんだけど、フォローはしづらいよね(笑)

ちなみに、14人いるクリムトの子どものうち、最初の子どもと、別の女性に産ませた2番目の子どもは、どちらも「グスタフ」って言うんだって。父親であるクリムトさんのお名前ね??

私のうしろに立っていた女性の2人組が、

「ヤバい恨みを感じる」

って言ってたよ(笑)

まあ、アメリカなんかだと、父親の名前を取って「○○Jr.」みたいな命名をすることもあるし、現代日本人の物差しで決めつけるのもどうかなぁとは思うけど、案外、本当にヤバい恨みがこもっていたりして、ね。

知るのは本人ばかりなり。

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